水戸市/水戸市立大場小学校(2018年7月13日)

水戸市

大場小学校(2018年7月13日)

・学び合いを通して自ら運動に取り組む児童を育成

今年創立145年をむかえた水戸市立大場小学校。親子3代が同小の卒業生という家庭もあり、地域と共に長い年月を重ねてきた学校だ。今年度から水戸市の小規模特認校の指定を受け、学区外から3人の1年生が通学している。学校体育・健康教育を推進している同小では、朝から子どもたちが元気よく楽しそうに運動に取り組んでいる。

・「マッスルタイム」と「大場っ子チャレンジ」

少人数の良さを生かし、きめ細やかな指導や特色ある教育を行う小規模特認校。同小では、県学校体育推進校としての成果を生かした独自の体育指導を行っている。その一つが朝の1分間トレーニング「マッスルタイム」。朝の会の中でタオルやいすを使った簡単なトレーニングを毎朝実施(じっし)し、児童の筋力アップに効果がみられた。さらに業間運動の「大場っ子チャレンジ」では、毎週火曜日は10分間走(冬季はなわとび)、金曜日は全校ダンスに取り組んでいる。始まった当初は低学年は5分間走だったが、続けることによって、だんだんと10分間走れるようになった。同小が運動に力を入れるようになったのは、児童の体力低下が心配されたため。「学校は緑豊かなのどかな地域にあるが、近くに公園など児童の遊び場がなく、運動環境(かんきょう)が整っていない。そこで、学校として体力の向上を担う役割が大きいことを感じて取り組んだ」と教務主任の先生は語る。

・見合う・かけ合う(声)・高め合う

学び合いを生かした授業づくりを行う同小の合言葉は、「見合う・かけ合う(声)・高め合う」。見合うはおたがいの演技を見る、かけ合うは声をかけ合いハイタッチや握手(あくしゅ)でふれ合う、高め合うはほめたりアドバイスをしたりしておたがいに技能を高め合う、という意味がある。体育から始まった合言葉は、教室の授業にも浸透(しんとう)している。運動の時に子どもたちが感じたことを友達に伝える「きらりことば」は、文字にして教室に掲示(けいじ)。「ドンマイ」「がんばれ」「いいね」などの声をかけ合うことから、子どもたちのかかわりが深くなっている。またICT(情報通信技術)も、学び合いを生かした授業に活用。器械運動や陸上運動などで遅延(ちえん)カメラを使い自分の試技を10秒おくれで再生し、自分の動きを見てふり返ることができる。アンケートでは子どもたちの90%以上が「体育の授業が楽しい」と答え、進んで運動する子も増えたという。

・夏休みに6年生が部活動を体験

同小では、今年度から6年生の早期部活動の体験を予定している。夏休みに常澄中学校の部活動に希望者が参加して体験する。これまでも中学校区の駅伝大会などで交流はあったが、部活動体験は初めてなので、子どもたちは楽しみにしているという。運動する楽しさや喜びにあふれていた。(2018年7月13日掲載)

 

 

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