守谷市/守谷市立御所ケ丘小学校(2018年10月26日)

守谷市/守谷市立御所ケ丘小学校(2018年10月26日)

・5・6年生が運動会で「集団行動」みごとなパフォーマンス見せる

守谷市立御所ケ丘小学校では新しい表現運動に、日本体育大学の名物として知られる集団行動を取り入れ、5月19日(土)の運動会で初めての発表を行った。「若葉〜感謝・輝(かがや)く」のスローガンの下で、5・6年生約130人が隊列を組んで行進しながら、交差・集合・分散などのさまざまな演技を見せ、集まった保護者らの大きな賞賛を浴びた。

・大学の先生や学生も来校し熱心に指導

集団行動は、日本体育大学の清原伸彦名誉教授が、集団生活の基本として研究開発したもの。全員の力を一つの方向へまとめ上げた、一糸乱れぬその美しいパフォーマンスは、テレビなどでもたびたび取り上げられている。同小では、昨年9月から集団行動の練習を始めた。今年2月と5月には、清原さんと教え子の学生20人ほどが来校し、演技の見本を見せ、子どもたちにも親しく接して指導してくれた。学生たちは5・6年生への指導のほかにも、各学年の教室を訪れ、学習サポーターとして授業に参加し、給食や昼休みなどの時間も児童といっしょに過ごした。また、夜には児童の家庭にホームステイし、寝食(しんしょく)を共にしながら交流を深めることができた。

・相手を信じる心で息の合った演技

子どもたちはその後も練習を重ね、どうしたら美しく見えるかビデオで確認したり、おたがいに見合って注意したりしながら、さまざまな動きを身に付けていった。特に難しいのは、ジグザグに行進するところや、隊列と隊列がぶつからずななめに交差するところ。最初はこわがって隊列を乱してしまっていたが、自分を信じて相手も信じることで、息の合った演技を見せられるようになった。指揮者を務めた児童は「集団行動は自分勝手では成功しない。心を一つにし、周りと合わせて行動しなくてはいけない。学んだことを学校や生活面でも発揮し、人としてみんなと助け合いながら自分の役目を果たしていきたい」とふり返った。また実行委員の堀井瑞姫さんは「自分の目の前にあった大きなかべを少し登れたと思った。これから来年に向けて4年生に教えていき、気をゆるめずにこのかべを登りきりたい」と心にちかった。

・日常生活にも生かす思いやりの気持ち

「集団行動によって子どもたちは、協調するということを学んだと思う。となりの人を意識し、歩はばや手のふり方など細かいところまでみんなで合わせる。そして心を合わせて一つのものを作り上げながら、おたがいのきずなを深めている」と校長は話している。

集団行動の根底にあるのは、まわりの人に対する気づかいや思いやりであり、それらは日常の中でおたがいがより快適に、合理的に生きていくために欠かせないものだという。学校生活や家庭生活、あるいは社会の中などいろいろな場面で、人を思いやる気持ちが持てるようになることを目指している。同小では来年以降もこの活動を続ける予定だ。(2018年10月26日号掲載)

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