牛久市/岡田小学校(2018年11月22日)

人との交流と体験活動で育む豊かな心とたくましく生きる力

「開かれた学校づくり」を目指している牛久市立岡田小学校では、地域の人たちや高校生との交流、保幼小連携(れんけい)活動などを積極的に行っている。地域の人たちの協力で行われる米作りやもちつき、昔遊びなど、さまざまな体験活動を通して「心豊かでたくましく生きる力のある児童の育成」に取り組み、子どもたちは生き生きと学校生活を送っている。

地域の人たちの協力でさまざまな体験活動

牛久市では市内の全小中学校で、学校と保護者、地域の人たちがともに学校づくりを進めるコミュニティースクールが導入されており、同小でも地区社会福祉協議会や地域の自治会などの協力のもと、さまざまな体験活動を行っている。

4年生が総合的な学習の時間で行っているのがもち米作り。5月に行った田植えの際には、学校近くの田んぼを地域の人たちが耕し、苗(なえ)を育て、水をはって準備を整えてくれた。子どもたちは農家の人に苗の植え方を教わり、どろの感触(かんしょく)や水の冷たさを感じながら、ほとんどの子が初めて田植えを体験した。10月には稲(いね)かりをして収穫(しゅうかく)し、12月にはもちつきをして、ならせもちを作るほか、給食の食材に使って全校で味わう予定だ。また1年生の生活科では、コマ回しや竹とんぼ、お手玉やけん玉などの昔遊びを地域の人たちに教えてもらい、楽しく交流するという。

地域の支えで安全安心な学校生活を

ふだんの学校生活でも地域の人たちの協力は大きく、登下校時には90人以上もの人が子どもたちを見守るウォーキングパトロールに参加。また先生たちが校内研修を行っている際には、自習をしている子どもたちの見守りを行うなど、さまざまな場面で子どもたちの学校生活を支えている。

「地域で子どもたちを育てたいという意識が高く、地域の人たちの協力で行うさまざまな体験活動が、学校目標である心豊かでたくましい児童の育成につながっている」と校長。毎年行われている「歌声集会」では、お世話になっている地域の人たちも招待し、素晴らしい歌声で感謝の気持ちを表す予定だ。

高校生や園児と交流豊かな心を育む

また同小のすぐとなりには県立牛久高校があり、同校の高校生が年に8回訪れて1・2年生に本の読み聞かせをしてくれる。

保幼小連携の活動では、牛久幼稚園、牛久さくら保育園の年長児が同小を訪れ、5年生がいっしょに給食を食べたり、学校を案内したりする。1年生は生活科の「あきとなかよし」に園児たちを招待して、自分たちで作ったおもちゃやゲームなどで遊ぶ。活動を通して園児たちが小学校に慣れるのはもちろん、小学生たちにとっても年下の子のめんどうをみる意識が高まり、思いやりや優しい気持ちが育まれ、5年生は翌年に最高学年として新1年生をむかえる自覚も生まれるという。いろいろな年代の人たちとの交流が、子どもたちの心を育てている。

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