龍ケ崎市/大宮小学校(2018年11月22日)

ロボットプログラミングに挑戦人型ロボット思い通りに動かす

 

2020年度に必修化される「プログラミング教育」をふまえ、龍ケ崎市立大宮小学校で2日(金)、5・6年生を対象に、ロボットプログラミングを学ぶ講座が開かれた。茨城県職業能力開発協会のITマスターの指導のもと、子どもたちはタブレット画面でプログラムを組み、自分の思い通りにロボットをしゃべらせたり、動かしたりすることに挑戦(ちょうせん)した。

 

高性能ロボットNAOを使ってプログラミング

午前10時半から始まった講座には、5年生18人が参加した。

「プログラミングとは、ロボット内部のコンピューターに、やってほしいことをお願いすること」とITマスターの有馬秀樹さん。会話ができる人型の高性能ロボット「NAO(ナオ)」を紹介(しょうかい)し、「NAOくんを使ってプログラミングをやっていきましょう」と呼びかけた。

子どもたちはタブレットを操作することで、NAOをしゃべらせるやり方や指示したことを順番に行わせる「逐次(ちくじ)処理」について学び、2、3人のグループでプログラミングにチャレンジ。入力した通りにNAOが「おなかすいた」などとしゃべると「おおっ」と喜び、手をふった後にダンスをさせたりするなど、さまざまな動かし方を試みた。

じゃんけん勝負や漫才も

続いて、条件によって動作を変える「条件分岐(ぶんき)」を学習。「ソバとウドンはどちらが好き?」とNAOに質問させ、回答によってNAOのリアクションを変えるといった、複雑なプログラムも組めるようになった。

さらに同じ動作をくり返させる「くり返し」を学んだ後、いよいよグループごとにテーマを決めて、NAOを動かすプログラムを作成することに。子どもたちは休み時間も教室から出ず、額を寄せ合って考えた。発表会では、NAOがじゃんけん勝負をした後おじぎをして歩き去ったり、漫才(まんざい)のように楽しいかけ合いをしたりするなど、個性あふれるプログラミングが次々に披露(ひろう)された。

漫才のようなプログラムを作った児童は「ちゃんとプログラムしたつもりだったけど最初は動かなくて苦労した。最後はNAOが動いてよかった」、また、別の児童は「自分でプログラムを作ってロボットを動かすところが楽しかった」と感想を述べた。

楽しく興味持てる形で

ロボットプログラミング講座は、初の取り組み。教務主任の先生は「ふだんの生活ではロボットを動かす機会はなかなかないので、子どもたちにとって素晴らしい経験になった。これからプログラミング的思考を身につける上でよいきっかけになったと思う」とふり返った。

校長は「子どもたちが説明をよく聞いて、積極的に取り組んでいたことに感心した。ICT(情報通信技術)を使いこなすには小学生のうちから体験させることが大切。プログラミング学習についても、今回のように子どもが楽しく興味を持てる形で導入していきたい」と抱負(ほうふ)を語った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です