水戸市/浜田小学校(2018年12月14日)

地域とともに、子どもたちのふるさとづくり

地域に開かれた学校を目指し、地域とともに学校づくりを進めるコミュニティ・スクールを12年前から実践(じっせん)している水戸市立浜田小学校。ブラスバンド部の活動に熱心に取り組み、11月に大阪で行われた全日本小学校バンドフェスティバルに東関東代表として出場。サーカスをテーマにした見事なマーチングを披露(ひろう)した。そんな子どもたちのがんばりを、地域の人たちが温かく見守っている。

ブラスバンド部2年連続全国大会出場

ブラスバンド部の部員は2~6年生の37人。毎年秋に全校児童を対象に入部希望者を募る。ふだんの練習は火曜日と木曜日の放課後と土曜日だが、大会が近くなると日曜日も練習を行う。マーチングの練習以外に心がけているのは、体力づくりとコミュニケーション。とくにイベントなどがないオフシーズンの間は練習前に、マラソンやリレーをしたり、おにごっこをしたりして体力をつけると同時に、部員同士の親ぼくを深めるようにしていて、部員同士とても仲が良いという。

「何も言わなくても6年生が2年生のめんどうをよくみてくれる。練習でも2年生ががんばってこられたのは6年生のおかげ」と顧問(こもん)の先生。日ごろの努力のかいがあり、10月に行われた第17回東関東小学校バンドフェスティバルで金賞を受賞し、県内で唯一(ゆいいつ)、全国大会出場を決めた。大会に向けた練習では、「できないところは何度もくり返し、丁寧(ていねい)に指導してきたことがよかった」と語る一方、6年生14人を中心に子どもたちが、どうしたら上手にできるか自分たちで考えて練習に取り組み、大きく成長したという。部長は「みんなをまとめるのが大変だったけれど、楽しくできてよかった。本番では100点の演技ができた」と笑顔でふり返った。

校外での演奏の機会も多く、8月の水戸黄門まつりのパレードや10月に国営ひたち海浜公園で行われた「吹奏楽カーニバル」にも参加。今月は中学校や高校など5校合同でクリスマスコンサートを行い、2月には6年生最後となるファイナルコンサートを開く予定で練習を重ねている。

地域とともに子どもたちを育てる

また同小では「子どもたちのふるさと作り」を目的に、地域と連携(れんけい)した活動にも力を入れている。地域の人たちに学校に来てもらうだけでなく、子どもたちが地域で活動するのが特ちょう的で、11月25日(日)に行われた「ハミングロードマラソン大会」では、商店街を通行止めにしてマラソン大会を行い、大勢の地域の人たちに応援(おうえん)をしてもらった。ほかにも子どもたちが仮装をして通りを歩くイベント「ハミングロードハロウィーン」や備前堀での灯ろう流しなど、子どもたちが地域の人たちと直接かかわれるイベントを積極的に行っている。

「地域の人たちに見守ってもらっていることを実感し、子どもたちにふるさとという意識をもってほしい」と話す校長。学校と地域が協力し、いっしょに子どもを見守る中で、地域の将来を担う子どもたちがすくすくと育っている。

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