つくば市光輝学園(2019年1月25日)

道徳を要につながりのある教育を「光輝学園研究授業発表会」開催

つくば市立光輝学園(葛城小学校・手代木南小学校・松代小学校・手代木中学校)では11月に研究授業発表会を開催(かいさい)した。各校で行った公開授業には地域の人が大勢集まり、手代木南小の場合は400人以上もの人が見に来てくれた。

同じ学園の仲間として親しくなる取り組み

発表会は「社会力を身に付け、未来を拓(ひら)く児童生徒の育成」がテーマ。子どもたちが学校や学年をこえてつながり、さまざまな意見を多面的・多角的に取り入れて学びを深め、生活や社会に生かすことを目指す。

1年生の公開授業は、3小合同による「こうきっこなかよしかい」。最初の学校じまんでは、自分たちの学校の好きな場所を発表した。その次は名刺交換(めいしこうかん)。他校の児童と名刺をわたして自己紹介(しょうかい)し合った。これらの活動を通しておたがいを知り、同じ学園の仲間として親しみを持つことができた。

本当のよい友達ならどういう行動をとるか

3年生の道徳の授業では「本当の友達」と題し、「宿題を忘れたから教えて」とたのまれても教えなかった主人公の行動はよい友達といえるのかをノートに書いた。次にグループや教室全体で話し合う中で、ほかの人の意見を聞いて自分の考えを改め、より深く考えるきっかけにもできた。

6・7年の「ハートウォーミング集会」では、部活動で親友から「けがのことはないしょにして」と言われたときの対応を話し合った。最後の大会なので仲間といっしょに出たい気持ちもあるが、一方ではキャプテンとしての責任もある。中には「無理に出てけがを悪化させちゃいけない。親友だからこそちゃんと話せば分かってくれるはず」という意見もあり、「そういう角度からの考えもあるのか」と感心する声も上がっていた。

さまざまな災害の危険を1枚の地図にまとめる

5・8年生の活動は「地域に貢献(こうけん)するためにできることを発表しよう」。5年生は自分たちが住む地区ごとの防災マップを作成した。地震(じしん)・強風・大雨など、災害の種類によって危険個所を示すシールを色分けし、またシールの番号でその場所の写真や説明文とリンクさせ、どの場所がどう危ないかが一目で分かるようにした。

児童はマップ作りを通して、いままでは身近すぎて見過ごしていた場所の危険性に改めて気付いた。また8年生や地域の人たちの助言により、自分たちにはなかった視点を得て、よりよいマップ作りに生かせるようになった。

手代木南小の校長は「授業の中に意見交換の時間を増やすとともに、先生自身も子どもたちの話をよく聞き、学習の魅力(みりょく)や大切さを伝え、クラス全員の力をのばすような取り組みに力を入れている」と話す。

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