取手市寺原小学校(2019年1月25日)

「知・徳・体プロジェクト」で子どもたちの笑顔あふれる学校に

取手市立寺原小学校(児童数413人)では「一人一人の子どもの個性を生かすとともに知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな児童を育成する」を教育目標に掲(かか)げ、学力の向上をめざす「知プロジェクト」、豊かな心の育成をめざす「徳プロジェクト」、健康と体力づくりをめざす「体プロジェクト」、それぞれに取り組んでいる。

 

学力向上を目指して

「知プロジェクト」でとくに力を入れているのが、ICT(情報通信技術)の効果的な活用とユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり。ICTを活用した授業では、プログラミング教育に取り組んでいる。プログラミングソフトを用いてクイズを作り、作ったクイズを大型モニターを活用して出題するなど、工夫をこらした発表をしている。

また、どの子も生かし、どの子ものばすユニバーサルデザインの考えで行う授業では、視覚化することを重視。学習目標や授業の流れを提示し、今、何を行っているかを示すことによって、耳で聞くだけでは理解が難しい子も、目で見ることで理解できるようにしている。そして授業の最後には学んだことを全員で確認し、学習したことを共有化することで、全員が理解する授業づくりを目指している。

豊かな心を育てる

「徳プロジェクト」では、腰(こし)を立ててよい姿勢でいすに座る「立腰(りつよう)」を授業の始まりと終わりに実践(じっせん)している。「起立・礼・着席」の後に「立腰」で数秒間姿勢を保ち、気持ちを落ち着かせてから授業に入る。また掃除(そうじ)が始まるときにも1分間の「立腰」の時間を設けており、姿勢を正してじっと立って気持ちを静める。校内が静まりかえり、そのままだまって掃除を行う「黙働(もくどう)」に移る。気持ちのメリハリをつけることで、子どもたちは授業や掃除に集中して取り組むことができるという。

また縦割り班での異学年交流では、月1回程度、縦割り班で遊ぶ「友達の日」を設けて交流を深めている。各学年4~5人で構成されているため、6年生はだれもがリーダー的な役割を担い、低学年の子を教室までむかえに行ったり、遊びを決めてだれもが楽しめるように工夫したりするなど、リーダーシップを発揮(はっき)して生き生きと楽しそうに遊ぶ姿が印象的だ。

健康と体力づくり

体力、運動能力の向上を目指す取り組みとしては、「チャレンジタイム」でクラスごとになわとびの8の字とびやキャッチボールの回数を競ったり、授業ではとび箱や平均台、マットなどさまざまな運動を組み合わせて行う「サーキット運動」を行ったりしている。

「子どもたちの笑顔があふれ、歓声(かんせい)が聞こえるような学校にしたい」と語る校長。そのためにも保護者や地域、同じ中学校区の小中学校とも連携(れんけい)し、子どもたちの成長をみんなで喜び合うことができる学校を目指している。

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