水戸市常磐小学校(2019年1月25日)

まつりも吹奏楽部も常磐の子の学びの場

樹れい200年の杉(すぎ)の木がシンボルの水戸市立常磐小学校は、中庭を囲む円形校舎が特ちょう的。校舎はとなりの市民センターとろう下でつながり、図書室と家庭科室は地域と共有するなど、学校と地域が密接に連携(れんけい)している。そして学校で年に一度開かれる「一本杉ふれあいのつどい」は、子どもたちと地域住民との交流の場となっている。

6年生が出店した一本杉ふれあいのつどい

今年度の「一本杉ふれあいのつどい」は、いばらき教育月間の11月10日(土)に開かれた。同小は金銭や物に対する価値観を養う「金融(きんゆう)教育」の研究校に指定されており、教育の一環(いっかん)として昨年度から6年生がお店を出している。しかし当日の開店までは簡単ではない。6年生2クラスがそれぞれ企画(きかく)を考え、運営資金の借り入れ先となるPTAの会長・副会長・協力者チームに企画書を提案。実際にお店を経営している会長や高校の文化祭の企画に関係する協力者から、「お客さんを集めるためには」「資金をもとに何が準備できるのか」という適切なアドバイスをもらった。そして企画を練り直し、会場準備、お金の出し入れなど、みんなで役割分担を決めて、再び企画書を提出。「採算がどのくらい取れるのか」、「設定金額の50円でお客さんを満足させるためには」とさらに質問され、子どもたちは50円の価値を改めて考え、やっと出店にたどりついた。

1組は「おばけやしき」、2組は「クイズ形式の迷路」で、入場料は50円。子どもたちからは「働くことの楽しさと大変さがわかった」「友達といっしょに考えてできたのが良かった」などという感想が聞かれ、達成感に満ちていた。「最初は出店を成功させようという気持ちから始まり、50円のクオリティをコンセプトに、お客さんに対して自分たちのサービスはどれぐらいのものかを子どもたちが考えるようになっていった」と先生はふり返る。当日は大勢の人が訪れ、大成功だった。

ハロウィンの仮装で読み聞かせ

保護者の読み聞かせボランティアも特色の一つで、季節や学年に合わせて本を選んで読んでくれる。今年は初の試みとして、ボランティアと先生全員がハロウィンの仮装をして、各教室で読み聞かせを行った。ハロウィンにちなんで校長先生はハリーポッターのダンブルドア校長に、他の先生たちもいろいろな仮装をし、いつもとちがう姿に子どもたちは大喜びだった。

吹奏楽部とダンス隊が多方面で活やく

吹奏楽部は3年生から6年生まで40人が活動している。毎年優秀な成績を収め、2月に開かれる全国小学校管楽器合奏フェスティバル東日本大会への出場が決まった。コンクール以外でも、敬老会や地域の人を招いてのスプリングコンサート、水戸芸術館でのクリスマスコンサート、入学式などで演奏をしている。この時いっしょに活動するのが、2年生と3年生29人によるダンス隊だ。演奏とダンスにかん声が上がり、多くの人が喜んでくれることに、子どもたちはやりがいを感じている。

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