土浦市/都和小学校(2019年3月15日号)

20歳の自分への手紙、タイムカプセルで未来へ

土浦市立都和小学校の6年生101人は卒業を前にした2月22日(金)、20歳(さい)の自分にあてた手紙をタイムカプセルにつめ、保管用の建物「よつわの家」に納める「入庫式」を開いた。手紙は成人式の前に、担当の係が取り出して、みんなで開ける予定だ。「20歳になったとき、将来の夢に少しでも近づいていたら」と子どもたちは胸をふくらませる。

未来の自分にあてて将来の夢つづる

同小では1978(昭和53)年度から、タイムカプセルを土中に埋(う)めずに、校門横にある「よつわの家」に納めている。「よつわ」とは四つの村が合併(がっぺい)してできた都和地区の呼び名。当時の保護者らが学校と協力して建立したという高さ3メートルほどの建物は、大切な手紙が雨などで水びたしにならないよう、瓦葺(かわらぶ)きのしっかりした造りだ。

中に入れる手紙は、子どもたちが20歳になった自分にあててつづったもの。ある児童は、将来自分がどうなりたいかを書いた。「くわしい内容は秘密だけど、将来はちゃんと仕事をしている大人になりたい」。またある児童は、今夢中になっていることを記した。「ペットのネコのことやきょうだいのこと、歌が好きなこと。将来はシンガーソングライターになりたい」とにっこりした。

タイムカプセルを「よつわの家」へ

この日の入庫式では、児童代表の児童が「これからの8年間で、将来の夢に少しでも近づきたいと思います」とあいさつ。校長は「20歳になったときに、みんなが手紙を読んでどう思うかがとても楽しみです。係の人は、手紙を取り出しに来るのを忘れないで」と呼びかけた。

その後、係の子どもたち6人が手紙の入ったプラスチック製のタイムカプセル容器を大切そうに胸にかかえて運び、「よつわの家」の棚(たな)にていねいにおさめた。ある男子児童は「20歳になったらしっかりみんなにわたしたい」ときっぱり。ある女子児童は「みんなと手紙を読んで、思い出話ができることが今から楽しみ」と笑顔だった。

成長した姿在校生に見せる

「入庫式」は、6年生が卒業に向け、さまざまな活動を自ら率先して進める「卒業プロジェクト」の一環(いっかん)。子どもたちは、入庫式のほかにも、卒業文集づくりやお世話になった教室のそうじ、家族や先生方に感謝の気持ちを伝える「感謝の会」の準備などを、一人一役で責任をもって取り組んできた。

第6学年主任の先生は「卒業まで残り少ない日々、取り組みを通して在校生に6年生の成長した姿を見せられるようがんばってほしい」と期待をこめた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です