守谷市/御所ケ丘小学校(2019年5月31日)

3小学校合同で田植えを体験 農作業の大変さと楽しさを学ぶ

保幼小中高一貫(いっかん)教育に取り組む守谷市。小小連携(れんけい)の活動も盛んで、15日(水)には守谷市立御所ケ丘小学校の5年生58人が、松前台小、大井沢小の5年生とともに立沢里山で田植えを行った。3校の子どもたちはどろだらけになりながら、いっしょにあせを流し、農作業の大変さを実感するとともに里山の自然に親しんだ。

米作りの体験を子どもたちの思い出に
子どもたちが田植えを行った立沢里山は、同小から歩いて30分ほどの大井沢小近くの住宅街のそばにある。休耕田にゴミなどが捨てられ、荒れ放題だった土地を20年前によみがえらせたのが「立沢里山の会」の人たち。子どもたちがほこれるふる里にしようと、昔ながらの里山の風景を復活させた。そして井戸(いど)をほり、水源が確保できて米作りもできるようになった2004(平成16)年から、3校合同での稲作(いなさく)体験活動を行っている。
「子どもたちの思い出になるように」そんな思いで始めた米づくりは今年で16回目。ボランティアの人たちが代かきなどを行って田んぼを整え、近くの農家の人が苗(なえ)を用意してくれた。

大変だけど楽しい 初めての田植え体験
田んぼは3面あり、学校ごとに1面ずつ植え、場所は毎年入れかわる。3校の5年生はそれぞれの田んぼに入ると、1列に並んで3、4本ずつ苗を一つの株に植えていった。自然のままの里山の田んぼはどろが深く、子どもたちのひざくらいまでうまってしまうところもあり、足を取られて、田んぼの中で転んでしまう子が続出。どろだらけになりながらも、楽しそうな声があちらこちらから聞こえた。1時間ほどで、3面の田んぼにきれいに苗が並ぶと、子どもたちからは「どろはぬるっとして気持ち悪かったけれど楽しかった」「大変だったけど、上手に植えられてよかった」などと感想が聞かれた。
田植えが終わった後は、用水路でカエルやヤゴをつかまえて遊ぶ子どもたちの姿も見られ、自然の中での遊びを満喫(まんきつ)している様子だった。
これから夏にかけて草取りなどを行い、秋には再び3校合同で稲(いね)かりをする。かり取った稲は農家の人に脱穀(だっこく)してもらい、学校で精米したものを家庭科の時間に炊(た)いて味わう予定で、子どもたちは楽しみにしている。

小小連携で他校の児童と交流
保幼小中高一貫(いっかん)教育に取り組み、園児・児童生徒のさまざまな交流活動を行っている守谷市。同じ中学校に進学する小学校間の交流も盛んで、3校は米作りのほかにもTV会議で授業を行ったり、宿はく学習も合同で行う。小学校のわくにとらわれない広い人間関係を早い時期から築き、希望と期待をもって安心して中学に進学できるようにするための活動を、今後も積極的に行っていくつもりだ。

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