牛久市/ひたち野うしく小学校(2019年5月31日)

「外国語活動」から「外国語」へ「英語が好き」を大事に楽しく学ぶ

今年、創立10周年という節目の年をむかえる牛久市立ひたち野うしく小学校は、「元気・本気・勇気を出してやりぬこう」を合言葉に、「共に学び、高め合い、誇(ほこ)りをもってたくましく歩む児童の育成」に努めている。今年はとくに新学習指導要領で高学年から教科になる外国語に力を入れ、1年早く本格的に外国語の学習に取り組んでいる。

会話のキャッチボールで「英語が分かる」を実感
来年度から実施(じっし)される新学習指導要領では、3・4年生が年間35時間、外国語に親しむ「外国語活動」を、5・6年生が年間70時間、教科としての「外国語」を学ぶことになる。今年は移行期間だが、同小では同様の時間を確保して外国語の学習に取り組んでいる。
9日(木)の3時間目、5年1組では、担任の先生とALT(外国語指導助手)のジェイソン先生が2人で外国語の授業を行っていた。英語でのあいさつから始まり、天気や曜日など、ジェイソン先生の質問に子どもたちは元気に英語で答えていく。「お腹空いてる?」「ねむい?」「元気?」などのやり取りも慣れた様子で、担任の先生の大きなリアクションなども交え、笑いが絶えない。
ウォーミングアップが終わると今日の学習内容に入る。最初に円、三角、四角、星形などの形を表す単語を復習し、次に教科書のTシャツの絵が並んだページを開く。さまざまな色や模様のTシャツを見て、ジェイソン先生と担任の先生が「どのTシャツが好き?」「白くて青の星が三つあるもの」などと英語でやり取りをし、子どもたちは何番のTシャツかを当てていくゲームを班対こうで行った。どの班もすぐに答えを見つけ、答えを書いたボードが次々に上がる。45分の授業は、子どもたちの元気な「サンキュー」「シーユー」のあいさつとともに、あっという間に終わった。
授業を終えた児童は「英語の授業は大好き。もっと勉強してしゃべれるようになりたい」、「とっても楽しかった。英語を勉強して色とか曜日とか、いろいろ言えるようになってうれしい」と二人とも笑顔で話し、英語に楽しく親しんでいる様子だった。
教科の外国語では「書く」をプラス
同小では常勤のジェイソン先生のほかにも、非常勤で2人のALTの先生が教えており、1・2年生も年間5~6時間の外国語活動の時間を設けている。5年生も1年生のときから英語に親しんでいるため、きん張することもなく、自然に声も出ているという。
「外国語活動」と「外国語」の大きな違いは、「書く」ことが加わること。担任の先生は「話したり聞いたりすることと、書くことをつなげることは難しいが、小学校の英語で一番大事な英語が楽しい、英語が好きという思いを書くことにつなげていきたい」と話した。
現在は担任とALTの2人で行っている授業だが、ゆくゆくはALTのサポートがなくても授業を行えるよう、今後も研修を重ねていくつもりだ。

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