龍ケ崎市/久保台小(2019年6月12日)

主体的に学び活動する子どもたちみんなで作る久保台小の文化

龍ケ崎市立久保台小学校では、教育目標「夢や希望をもち、共に学び合う児童の育成」のもと、子どもたち主体の学校運営に力を入れる。児童集会では中央委員会を中心によりよい学校づくりに取り組み、授業では子どもたちがどう学びたいかを考え学ぶ。子ども自身が学校文化を作り、誇(ほこ)りをもって次世代へ伝えることがねらいだ。

「自問清掃」実演交え新1年生に伝える
月1回開催(かいさい)する児童集会では、運営から司会進行まですべてを中央委員会の5・6年生が中心となって担い、よりよい学校づくりを進めている。
4月に開いた第1回集会のテーマは、「自問清掃(せいそう)」。同小で力を入れる自問清掃は、だまって掃除(そうじ)をしながら、自分の心に向き合い、問いかける取り組みだ。
新1年生をむかえた集会では、中央委員がエプロンや三角きんを身につけ、ほうきやちりとりを使いながら、「良い例」「良くない例」に分けて実演し、新1年生も身を乗り出して見入った。そして集会後は自問清掃の意義について各学級で話し合い、校長に報告した。
教頭は、「集団生活の中でみんな居心地良く過ごすにはどうすればよいかを考える経験を通じて、生きる力を身につけることにつながれば」と話す。

子どもたちの主体性生かした学びを支えん
また同小では算数の授業を中心に「学びのスタイル」を作り、子どもたちが主体的に考えながら学ぶことを支えんする。授業は先生からの一方通行ではなく、子どもたちが課題を自分自身で把握(はあく)し、ペアやグループで学び合いながら解法を考え、まとめ、最後にふり返りを行い、分かったことを整理して次の授業への見通しを立てるという課題解決の循環(じゅんかん)を作って進めている。
さらに下級生が上級生の授業を参観することで、上級生になったらどう学びたいかを考える機会を設けるなど、子どもの能動性を大切にした取り組みを行っている。

「努力すればかなう手応え感じて」
馴馬台小、中根中とともに進める小中一貫(いっかん)教育でも、子どもたち同士の活動を大切にしている。5月の陸上記録会の前には、6年生が馴馬台小の子どもたちとテレビ会議を行った。オープンスペースにある大きなモニターの前に集まり、おたがいの姿を見ながら健とうをたたえてエールを送りあった。
教頭は「子どもたちが主体的に物事に取り組み、何かが動いた経験を重ねることで、努力すれば願いはかなう手応えや、みんなで協力することの大切さを実感してほしい」と話している。

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