水戸市/河和田小(2019年6月21日)

楽しみながら、ふれあいながら育つ縦割り班活動

水戸市立河和田小学校は、史跡(しせき)が多く残る地域に建つ小学校で、学校の歴史も古く昨年創立145周年をむかえた。縦割り班活動が盛んで、年間を通してさまざまなイベントを行い、学年をこえた交流が生まれ、子どもたちは日々成長している。そんな子どもたちの元気な学校生活を、保護者や地域の人たちが温かく見守っている。

「フレンドタイム」と「河小フェスティバル」
縦割り班活動の一つ「フレンドタイム」は、昼休みを通常の15分から30分に延長して毎月1回開催(かいさい)。1年生から6年生までが、15班の縦割り班でいっしょに遊ぶ。どんな遊びをするかは班長が相談をして決め、各班でドッジボールやおにごっこなどを楽しむ。また同小では、児童全員で畑でサツマイモを栽培(さいばい)している。さらに縦割り班で育てたい野菜を決めて、ネギや小松菜などを栽培する。収穫(しゅうかく)したサツマイモと野菜は11月に開かれる「河小フェスティバル」で、保護者や地域の人たちに販売(はんばい)。全部の班の売り上げを集めて、班長たちが学校に欲しいものを考えて購入(こうにゅう)する。昨年は、運動場に水がたまった時に吸い上げる器具を購入した。苗(なえ)を植えることから始まり、収穫、そして販売、売り上げで必要な備品を購入するという流れの中で、子どもたちは多くのことを学んでいる。

千波湖と偕楽園で「フレンドピクニック」
6月には、同小の一大イベント「フレンドピクニック」を開催。全校児童でバスに乗って千波湖に行き、縦割り班で千波湖と偕楽園を探検する。コースの中には、先生たちが作ったクイズがあり、クイズに答えながらゴールを目指すウォークラリーになっている。6年生がリーダーで、1年生をサポートしながら進んで行く。当日は保護者もボランティアで20人ほど協力してくれて、安全に気を配りながら行っている。
最近は異学年で遊ぶ機会が少なくなっていることから、力を入れて取り組んでいる縦割り班活動。「縦のつながりができ、5・6年生のリーダー性も育ち、人に優しくする気持ちも育つ。1・2年生は上級生にめんどうをみてもらったという意識から、自分が上級生になると、下級生のめんどうをみてあげることが自然にできるようになる」と教頭は話していた。

赤塚中学校区4校でリーダー会議
赤塚中学区の同小・上中妻小・赤塚小・赤塚中の4校で、児童・生徒のリーダーが集まり、自分たちの学校を良くするために話し合うリーダー会議を年3回開いている。あいさつがきちんとできるようになるための取り組みについて話し合ったのが最初で、4校のリーダーが会議で意見を出し合い、各学校に持ち帰り実践(じっせん)した。昨年はそうじをしっかり行うことについて話し合い、黙働(もくどう)でそうじをすることを決めた。小学校のリーダーが、中学校に上がってもリーダーとして活やくできる場にもなっている。

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