守谷市/郷州小

地域に支えられ、見守られ「子育て王国もりや」の教育を実践

35年前に当時、開発が著しかったみずき野地区に創立した守谷市立郷州小学校。地域の高れい化によって児童数は激減したが、創立当時からの地域とのつながりは深く、地域の人たちが学校生活のさまざまな場面で主体的に協力をしてくれる。地域に支えられ、見守られ、市が進める「子育て王国もりや」を実現するための教育活動が行われている。

地域の人たちが学習をサポート
同小の教育活動を支えているのが、地域の人や保護者など40人余りが登録しているスクールサポーター制度。学習サポートでは、調理実習やミシンの学習のときに手伝ってくれたり、パソコンクラブの活動で教えてくれたりする。防犯ボランティアの人たちは子どもたちの登下校を見守り、登校がおくれている子がいるとつきそって登校してくれたりする。また地域のコミュニティセンターでは、地域の人や大学生がボランティアで勉強を教えてくれる「サンデースクール」も開かれている。先月行われた運動会では、暑さ対策として入退場門にミストシャワーを取り付けてくれたり、テント張りや後片付けも率先して行ってくれた。
日ごろお世話になっている人たちに感謝の気持ちを表そうと、秋に行われた文化祭「GOGO郷州」では、子どもたちからお礼の言葉を伝えた。「地域の人たちがサポートをしてくれるおかげで、先生たちは授業に専念でき、子どもたちは安心して学校生活を送ることができる。学校に協力をしてくれる地域の教育力に支えられている」と校長は話す。

英語教育とプログラミング学習
今年度とくに力を入れているのが、来年度から始まる新学習指導要領に向けた英語教育とプログラミング学習。市の英語教育マネジメント校に指定され、学級担任とALT(英語指導助手)が協働で、子どもたちのコミュニケーション能力を高めるための授業づくりに取り組んでいる。授業を組み立て学んだことを確認する担任と、正確な発音や単語の活用を教えるALTで役割を分担し、中学英語につながるより効果的な英語教育の研修をすすめている。
またプログラミング学習では、校内に配置された110台のタブレット端末(たんまつ)を2年生から各教科で活用。コンピューターはプログラムされた指示に従って動くことを体験し、論理的な思考力を高め、自分たちの生活や学習に役立てていくことを学んで、秋には多くの人に授業を参観してもらう予定だ。
守谷市では、「子育て王国もりや」の実現に向け、今年度から前期・後期制を導入して授業時間を確保することで週3日5時間授業の日を設けることや、プログラミング教育の先取りなどの四つを柱とした取り組みを行っている。同小でもこれらの学校教育改革プランを実践(じっせん)しつつ、「今日が楽しく、明日が待たれる学校づくり」を目標に、子どもたちの笑顔があふれる学校づくりに努めている。

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