つくば市/豊里学園(2019年7月12日)

各校の6年生がスポーツで親交を深める

つくば市立豊里学園では6月18日(火)、豊里学園スポーツフェスティバルを開催(かいさい)した。400㍍リレー、100㍍走、ボールスローの3種目を行い、学園内小学校の6年生児童177人が交流した。

中学校生活へのリハーサルにも
スポーツフェスティバルの会場となったのは豊里中学校のグラウンド。ほとんどの子どもたちが同校を訪れるのは今回が初めて。来年からいっしょの学校に通う仲間と顔を合わせることで、進学への不安をやわらげ、中学校を身近に感じるという効果も期待されていた。
開会式では、豊里中から生徒会長と、各小学校の卒業生である7年生3人も列席し「練習の成果を発揮し、みなさん全力をつくしてください」「熱中症(しょう)に気を付けて、記録を目指してがんばってください」などと、はげましの言葉をかけてくれた。

子どもたち自身で教え合い高め合う
子どもたちは大会前の2週間ほど、朝の時間などを有効活用して練習に取り組んできた。豊里学園の指導方針である「尋(たず)ね教え合い高め合う学習」により、走り方やボールの投げ方なども、おたがいにアドバイスし合って上達してきた。「スポーツが得意な子もそうでない子も、それぞれの目標に向かって一生けん命がんばり、限られた時間の中で良い思い出をつくることができた」と、今鹿島小の校長。
大会中は、各校の児童が交流を深める様子があちこちで見られた。選手同士はもちろん応えん席や計測係などの間でも、競技を通じて会話が生まれ、いい記録が出るとひときわ大きな歓声(かんせい)が、会場全体から上がっていた。

自分との戦いで乗りこえる喜び
小学生の陸上記録会は、学校における働き方改革の中で見直しが進められ、取り止める市町村も増えている。つくば市でも昨年までは市の南部と北部で地区ごとに開催してきたが、規模が大きいため運営が大変で、種目数も多いため練習や準備にかかる負担も大きく、先生の目が届きにくいといった問題があった。
そこで同市では今年から、各学園がそれぞれに新しい行事を考えて取り組むようになった。豊里学園の場合はスポーツフェスティバルとして、陸上記録会を規模を小さくした形で続けることにした。種目を減らして児童や先生の負担を軽くし、大会当日も記録付けや成績発表を簡単にするなど、あまり労力をかけずに安心・安全な運営ができるよう心がけた。
今鹿島小の教頭は「陸上競技は他人とではなく自分との戦い。記録をぬりかえることで成長を実感し、がんばったことが形になる喜びを味わってほしい」と、大会の意義について語っている。

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