水戸市/見川小(2019年7月12日)

「ワン桜くん」は勇気と元気と希望のシンボル

校庭に徳川光圀公がお手植えになったと伝えられている、推定樹れい300年のしだれ桜がある水戸市立見川小学校。この桜を、同小の子どもたちは光圀公「ゆかりの桜」として親しんできた。同小独自のゆるキャラ、「ゆかりの桜」の妖精(ようせい)「ワン桜(さく)くん」も誕生し、みんなのアイドルとして大活やく。子どもたちの勇気と元気と希望のシンボルとして、学校内外で同小のPR活動を行っている。

「ワン桜くん」は「ゆかりの桜」の妖精
「ゆかりの桜」は、児童はもちろん地域の人たちも大事にしている見川地区のシンボルでもある。その桜が2012(平成24)年ごろ、害虫などによりおとろえが目立ってきた。そこで当時の6年生が、県緑化推進機構に協力してもらって幹の補修やせん定を行い、桜は元気を取りもどした。6年生は、「ゆかりの桜」を守り続けてほしいと、桜の木の下に由来を説明する看板も設置した。翌年には創立50周年を記念して桜のライトアップが行われ、地域の人たちと児童が、元気になって花をさかせた桜を楽しんだ。さらに桜を愛する子どもたちの学校に「ゆかりの桜」の妖精「ワン桜くん」が誕生した。

学校や地域で大活やく「ワン桜くん」
同小の朝のあいさつ運動では、今年開催(かいさい)される「いきいき茨城ゆめ国体」のマスコット「いばラッキー」や、水戸ホーリーホックのマスコット「ホーリーくん」といっしょに登校する子どもたちをむかえた。入学式や1年生をむかえる会でも、子どもたちが大喜びする人気者だ。運動会では子どもたちといっしょに国体ダンスをおどったりする。「ゆかりの桜ライトアップ」では、同小の金管バンドの演奏や、地域の人と小学生による大正琴の演奏があり、地区の女性会がおしる粉を、高れい者クラブが綿あめを配ったりする楽しいイベントで、「ワン桜くん」が会場を盛り上げてくれる。
「ワン桜くん」の活やくの場は、学校外にも広がっている。2016(平成28)年からは「ゆるキャラグランプリ」にエントリーし、全国のゆるキャラたちと肩(かた)を並べて活やく中。毎年偕楽園で行われる「水戸の梅まつり」の開会行事「みとちゃんお誕生会」にも招待され、児童といっしょにステージ上で同小の紹介(しょうかい)をしたり、国体ダンスを「ワン桜くん」と「みとちゃん」と子どもたちでおどったりした。また、各地のゆるキャラと交流したり、全国から訪れる観光客にPR活動を行ったりした。

地域の伝統を受けつぐシンボル
「ワン桜くん」は地域の伝統を受けついでいくシンボルでもあり、子どもたちは「ワン桜くん」といっしょに学校や地域の歴史を知って学習を広げている。教務主任の先生は、「見川地区を愛する気持ちを、見川小の子どもたちの勇気と元気と希望が重なって生まれた『ワン桜くん』と活動することで育ててもらいたいと思っている」と語っていた。

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