茨城県教育庁(2019年9月2日)

「いばらきっ子郷土検定」で茨城の魅力再発見!

中学2年生を対象に2013(平成25)年から行われている「いばらきっ子郷土検定」。県の教育目標の一つである「郷土を愛し、協力しあう心を育てる」ことを目的に行っているもので、楽しみながら茨城県や住んでいる地域について学ぶことができるよう、問題は歴史や文化、自然、産業、観光などさまざまな分野から出題される。都道府県の「魅力(みりょく)度ランキング」最下位の茨城県だが、郷土検定に取り組んだ生徒たちからは「茨城県の良さを再発見した」「自慢(じまん)できることがたくさんあることがわかった」という声が多く聞かれ、郷土に興味・関心をもつきっかけになっている。

県内の中学2年生が郷土の問題にチャレンジ
郷土検定はまず11月に、県内のほぼすべての公立中学校と私立中学校などが参加して、各中学校で市町村大会が行われる。昨年は234校の2万4千人余りがマークシート方式の問題にチャレンジした。県とそれぞれの市町村に関する問題が25問ずつ、計50問が出題され、35問正解で3級、40問正解で2級、45問正解で1級が認定される。そして、この結果をもとに市町村の代表校1校が選ばれ、県大会に出場する。
2月に行われる県大会には、市町村代表の44校と国・県・私立の代表1校の計45校が5人1組で出場し、クイズ形式の対こう戦で優勝を目指す。市町村のマスコットキャラクターなども応えんにかけつけ大いに盛り上がるが、何よりおどろかされるのが生徒たちの博識ぶり。自分たちの市町村だけでなく、他の市町村の問題でも素早く反応して早おしで答えていく。昨年度は土浦市立土浦第二中学校が2度目の出場で悲願の初優勝を果たし、仲間たちみんなで喜びを分かち合った。

みんなで学び合い全員で勝ち取った優勝
優勝した土浦第二中の生徒たちは、夏休みの宿題で郷土検定の問題に取り組み、学校が始まると自習時間などにも過去の問題などを解いて市町村大会に臨んだ。市の代表校に選ばれると、県大会に出場するためのメンバー候補として30人を選出。さらに学年でクイズ大会を行って15人にしぼった。選ばれた15人は昼休みに問題を出し合ったり、早おしの練習をしたりして切磋琢磨(せっさたくま)しながら学習し、最終的にステージに上がる5人を選んだのは大会前日。「自分たちの代表は自分たちで選ぼう」という担当の先生の提案で、15人で投票して決めた。
代表となった5人は、「問題をたくさんやっていくうちに多くの発見があった」「魅力度最下位の茨城の印象が変わった。もっと魅力を伝えたい」と話し、「楽しかった」と口をそろえた。先生は「学年のみんなが応えんしてくれて、チーム一丸となってがんばれたのが良かった。学年全員の力でとった優勝」と生徒たちをたたえた。
今年度の県大会は2020(令和2)年2月1日(土)に水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で行われる。県大会出場に向けて、まずは市町村大会を突破すべく県内の中学2年生が郷土について学んでいる。

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