つくば市教育局(2019年9月2日)

学級経営について学び合う研修会

8月6日(火)、つくば市総合教育研究所(同市大形)で、学級経営に関する研修会が開かれた。この研修会は今年度3回実施(じっし)する予定で、今回は6月に続いて2回目。市内の全部の小・中学校と義務教育学校から担任をもつ20~30代の先生を中心に49人が参加。学級経営について意見を交かんし、講師の先生の講話に耳をかたむけた。日ごろの不安やなやみを共有できる場ともなり、グループディスカッションでは活発に意見が交わされた。

学級経営について学ぶ場を提供
子どもたちが1日のほとんどを過ごす場であり、友人関係を築き、楽しい学校生活を送るために大切な役割を果たす学級。より良い学級を作るため担任の先生は子どもたち一人ひとりに目を配り、さまざまな工夫や試みをしているが、とくに若い先生の中には、学級経営に不安をもっている先生が多いという。そこで大学でもほとんど学ぶ機会がないという学級経営について、先生同士で学び合う機会を設けようと、今回の研修会が企画(きかく)された。

各事例について意見を交かん
参加した先生たちは、事前にそれぞれがかかえている問題やなやみについてレポートを作成し、持ち寄った。不登校やいじめ、孤立(こりつ)してしまう子やトラブルを起こす子、授業をぬけ出してしまう子などの事例を挙げ、学級全体にあたえる影響(えいきょう)やほかの子の反応、事例に対する対応や解決方法などをまとめたレポートを元に、4~5人のグループに分かれて各事例について話し合った。学級経営や子どもへの対応で困っていることや不安に思っていることを発言すると、他の先生からは共感やアドバイス、経験に基づいた提案などが聞かれ、活発な意見交かんが行われた。
1時間余りのグループディスカッションの後、二つのグループが発表。学級全体を見つつ一人ひとりを見守ることが大切であることや、ほめてあげる指導を心がけること、また若い先生は子どもとの距離(きょり)感を近づけることでなやみを聞いてあげることができるのではないかなど、話し合った内容を発表した。

学級経営のヒントとアドバイス
次に春日学園義務教育学校の渡邉先生から講話と助言があった。渡邉先生は、「当たり前のことを当たり前に」することの大切さを強調。朝、教室で子どもたちをむかえること、一人でいる子や様子がおかしい子に声をかけることなど、当たり前のことをきちんと行おうと語りかけた。また学級経営のカギになるものをもつことをアドバイス。その例として係活動や学級通信も有効であることや、子ども同士おたがいを認め合う気づきになるツールなども紹介(しょうかい)し、「先ぱいの財産をどんどんまねして吸収しよう」と結んだ。
参加した柳橋小の先生は、「さまざまな事例から、その子に合った支えんの大切さを実感した。先ぱいたちの話を生きた言葉で聞けた良い機会となった」、茎崎第三小の先生は「学級担任という同じ立場で共感できたり、ヒントになったり、アドバイスできたのがよかった。自分のこれまでをふり返る機会になった」と話した。

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