水戸市/千波小(2019年9月27日)

千波太鼓と吹奏楽で活やくする「千波っ子」

住宅地にありながら、周辺には笠原水源・逆川緑地・千波湖など水と緑にめぐまれた環境(かんきょう)に立地する水戸市立千波小学校。「さわやかでたくましい千波っ子」を目指し、明るく元気な子どもたちが生き生きと活動している。今回は、地域とかかわりながら活動している千波太鼓(たいこ)クラブと吹奏楽(すいそうがく)部に注目した。

千波縁日で千波太鼓を披露
千波太鼓は千波地区に伝わる伝統の太鼓で、独特のリズムを持ち、大太鼓・締(しめ)太鼓・鉦(かね)・笛で奏でる。同小の千波太鼓クラブは、クラブ活動の一つで4年生から6年生の17人が参加し、市民運動会や千波ふれあいまつり、千波縁日(えんにち)、介護施設(かいごしせつ)の訪問など、いろいろな場で演奏している。千波太鼓クラブを支えてくれているのが、故郷(ふるさと)千波を創る協議会・千波太鼓ボランティア・千波太鼓指導員など地域の人たちだ。毎年、支えてくれている人たちをむかえて対面式を行い、クラブ長が「誓(ちか)いの言葉」を述べ、練習してきた千波太鼓を披露(ひろう)している。
クラブは1996(平成8)年に発足し、千波盆踊(ぼんおど)り大会で演奏を続けてきたが、その後子供会がなくなり、盆踊り大会もなくなってしまった。地域を活性化させるためにと実行委員会が結成され、3年前から地域のイベントとして同小グラウンドで千波縁日が開催(かいさい)されることになり、盆踊りも復活した。千波縁日は多くの人に千波太鼓を知ってもらう絶好の機会で、今年は8月17日に開催され、OBやOGも参加して盆踊り大会を盛り上げた。
今年の千波縁日では茨城国体に向けて、地域の人と同小の代表児童12人が聖火用の火を起こして採火し、「千波の火」をつくった。ステージ発表やアトラクション、遊戯(ゆうぎ)ブースなど盛りだくさんな内容で、最後に花火も打ち上げられ、千人以上の人が訪れて大いににぎわった。

コンクールや地域で活やくする吹奏楽部
また同小では吹奏楽部の活やくも目覚ましい。吹奏楽部は3年生から6年生54人で構成され、異学年集団の良さを生かし、上級生から教えてもらったことを、自分が上級生になったら下級生に教えることで、次の年につなげている。2010(平成22)年度より演奏技術が向上し、コンクールで上位入賞を果たしてきた。今年度は8月12日に行われた第59回茨城県吹奏楽コンクール小学生の部で金賞を受賞。練習にはげんだ成果を存分に発揮して素晴らしい演奏を披露(ひろう)し、関東大会への切符(きっぷ)を手にした。またTBSこども音楽コンクール茨城大会や水戸市小中学校音楽のつどいなどにも参加しているほか、毎年千波地区敬老会で演奏を行い、お年寄りに大変喜ばれている。
教頭は、「地域にとても支えられている学校で、地域のみなさんが子どもたちを育ててくれているので、子どもたちにできるだけ地域とかかわりを持たせて、地域の中でがんばれる人材を育てたい」と語った。

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