守谷市/松前台小(2019年9月27日)

低学年から委員会活動に参加 学校づくりで自己有用感を育む

守谷市立松前台小学校では、今年度から「委員会活動学級請負(うけおい」制」を始めた。学校教育の主役である子どもたち全員が学校づくりに参加できるよう、高学年が担ってきた委員会活動を低学年は学年ごと、中学年以上は学級ごとに分担。各クラスで責任をもって取り組むことで、奉仕(ほうし)的な活動が自主的・創造的な活動へと変わってきている。

学校のための活動を楽しく行う低学年
今年度から委員会活動を全学年で分担して行っている同小。ボランティア・あいさつ委員会の1年生が元気よくあいさつ運動を行ったり、環境(かんきょう)美化委員会の2年生が花だんの水やりを行ったりするなど、低学年も学校のために生き生きと活動している。低学年から学校づくりに参加している意識をもち、役に立つ喜びを実感して自己有用感を高め、自発的な活動を促そうと始めたのが「委員会活動学級請負制」だ。
7月に行われたいじめ防止にについて考える「松前っ子きらめきフォーラム」では、各クラスで考えた行動目標についてスローガンをかかげたり寸劇を交えたりして、工夫をこらした発表を行った後、クラスで担当している委員会活動の紹介(しょうかい)も行った。水やりの様子をじょうろを持って再現するなど、自分たちの活動を一生けん命伝えようとする様子が印象的だった。

自由な発想で学校をよくする中学年
全部で10ある委員会の中でも特ちょう的なのが、新しくできた「松前台特命」委員会。学校をよくするための活動を自由に考えて行う委員会で、担当するのは中学年。7月には特技を発表する「人気者集まれ集会」を開催(かいさい)した。自分たちで企画(きかく)を考え、参加者をつのり、会場の準備や司会も行った。集会では18チーム28人の子どもたちが、バク転や空手、ダンス、ピアノなどを披露(ひろう)。たくさんの子どもたちが見学にきて大いに盛り上がった。
「委員会の引きつぎ時には、昨年経験している6年生が自主的にサポートに行き、スムーズに引きつぐことができた。子どもたちは学校の役に立ちたいという気持ちが強く、自ら進んで楽しく取り組んでいる」と校長は手ごたえを感じている。

クラスで創造し新しいことにも挑戦
自分では希望しない委員会を担当することになるのも、学級請負制の特色だ。例えば放送委員会になった学級では、人前で話すことが得意でない子がアナウンスを担当し、上手に放送して友達からほめられることも。またみんなで話し合って、よりおもしろい放送にするためのアイデアを出し合うなど、委員会活動が新たな経験や創造的活動を生み出し、クラスのつながりも深めている。
特別活動主任の先生は「1年生から学校づくりにかかわり、広く学校のことを知った子どもたちが6年生になったとき、どんな企画やアイデアが出てくるか、継続(けいぞく)していった先に何ができるのか楽しみ」と期待をこめて語った。

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