水戸市/梅が丘小(2019年9月27日)

タグラグビーと「どんぐり山」が育ちの場

水戸市立梅が丘小学校は、市内で2番目に児童数が多い小学校。同小では、タグラグビーの活動と学校林「どんぐり山」の活用により、特色ある学校づくりを推進している。地域とのつながりも強く、学校や地域での元気で活動的な子どもたちの日常を、保護者や地域の人たちが見守り、安心・安全で健やかに育つ環境(かんきょう)を整えてくれている。

元気な体と心を育てるタグラグビー
同小は市内のタグラグビーの強ごう校で、チーム名は「梅が丘小ブルーウェイブス」。5年生と6年生30人(男子18人・女子12人)により4チームが結成されている。4月から大会が終わる2月下旬(げじゅん)まで、主に火曜日と木曜日の放課後と、週1回の休日練習を行っている。タグラグビーは腰につけたタグが特ちょうで、スクラムもタックルもなく、相手チームを止めるにはボールを持った選手のタグを取るので、だれでも楽しめるスポーツだ。6人の教員が指導にあたり、今年1月にはサントリーカップ全国タグラグビー選手権中関東大会で3位になり、2月に同全国大会に出場するなど、これまで優秀(ゆうしゅう)な成績をおさめている。
特色ある学校づくりの一つとしてタグラグビーを全校活動としており、2学期の始業式では、校長が低学年にもわかりやすくプレゼンテーションを行ってタグラグビーを紹介(しょうかい)した。子どもたちからは「知っている、グラウンドで見たことがある」という声が聞かれ、興味を持っている児童が多かった。佐藤校長は、「タグラグビーで運動する喜びや、ルールを守って活動すること、試合が終わったら敵も味方もないというノーサイドの精神を学んでもらいたい」と話し、「まもなくラグビーワールドカップも始まるので、ラグビーに興味を深めることにより、参加している国の文化のちがいなどを調べ、いろいろな国について理解を深めてほしい」と子どもたちに伝えた。

受けつがれている学校林「どんぐり山」
「どんぐり山」は校舎の北側にある自然観察林で、1990(平成2)年に「どんぐり山」と命名された。クヌギ、コナラ、クリ、ヤマボウシ、ヒノキなど多くの木がしげり、夏には子どもたちが虫採りを楽しんでいる。鳥の巣箱も多く設置され、年2回3年生が野鳥の会の協力で野鳥観察をする。秋以降になると高学年が落ち葉集めなど環境(かんきょう)整備を行い、どんぐり山を代々受けついできた。2年前には「どんぐり山整備事業」で伐採(ばっさい)を行い、同小の父親プロジェクトのメンバーが中心となって、下草かりを行うなど、子どもたちが自然環境の中で遊べるようにサポートしてくれている。
副校長は、「高学年が下の学年のために環境整備をするという、よい循環(じゅんかん)ができている。自然を大事にすると同時に、楽しく安全に遊べる環境を整備する活動を通して、児童・教職員・地域住民がまとまっていくことを目指していきたい」と話していた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です