土浦市/神立小(2019年10月25日)

廃ガラス使ったアート作品作り 環境問題への意識高める

土浦市立神立小学校で10月4日(金)、4年生79人が廃(はい)ガラスを使ったアート作品作りに取り組んだ。環境(かんきょう)について考える学習の一環で、茨城県内で地球温暖化防止活動を展開する「NPO法人エコレン」が主催(しゅさい)した。子どもたちはあざやかな色のガラス砂を使って、個性豊かな作品を作り上げた。

温暖化対策についてクイズで考える
はじめにエコレンのスタッフが地球温暖化について講義を行った。近年各地で最高気温が更新(こうしん)されていること、台風の被害(ひがい)が大きくなっていることをスライドで説明。このまま地球温暖化が進むと、2100年の土浦市の今日(10月4日)の気温は43・6度になるとの話に「うわあ、暑い!」と子どもたちはショックを受けた。
さらに温暖化の原因は、電気を作ったりガスやガソリンを燃やしたりするときに出る二酸化炭素であると述べ、日々の生活の中で温暖化対策のためにかしこい選択(せんたく)をうながす取り組み「クールチョイス」を紹介(しょうかい)した。「クーラーの風の向きはどの向きが良いか」など、クールチョイスにまつわるクイズに子どもたちは元気に手を上げて答えた。

10色の廃ガラスの砂使って作品作り
続いて子どもたちは廃ガラスを使った作品作りに取り組んだ。廃ガラスは使われなくなったガラスや空きびんなどをくだいて砂状にしたもの。とがった角はけずられているため安心して使用できる。
子どもたちは、エコレンのスタッフの指導のもと、サッカーボールやアイスクリーム、好きな動物などお気に入りのモチーフをかいた絵の上にボンドをぬり、10色あるガラス砂から「どの色にしようかな」と楽しみながら色を選んでふりかけた。そしてつまようじを使って形を整えた。すると赤や青、黄色などキラキラ光るガラス砂でいろどられた絵が完成した。

「ゴミの処分について実践に結びつけたい」
ある児童は「捨てられるはずのガラスが素敵な作品になることにおどろいた」と話し、またある児童は「作品作りはすごく楽しかった。また講義を聞いて節電しようと思った」と感想を述べた。エコレンの理事長は「少しでもリサイクルや地球温暖化に関心を持ち、折にふれて思い出してもらえれば」と期待をこめた。
作品は校内に展示して授業参観で保護者に鑑賞(かんしょう)してもらった後、子どもたちが身近にかざって環境問題への意識を持ち続けられるよう、額付きで持ち帰ってもらう予定。
校長は「これからを生きる子どもたちにとって環境問題は切実なこと。ゴミをどう処分すればよいかといった問題にきちんと関心を持って、実践(じっせん)に結びつけていく力が育つといい」と話していた。

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