つくば市/桜並木学園(2019年10月25日)

児童に向けられた温かい眼差し
3・4年生と9年生が交流授業

つくば市立桜並木学園で9月17日(火)、小中交流会が開かれた。並木中の9年生がクラスごとに分かれて桜南小と並木小を訪ね、小学生の学習に協力。並木小では3・4年生の算数のプリント演習に付きそい、解説や答え合わせなどをしてくれた。

一人ひとりに寄りそい小学生の目線で指導
3・4年生にとって9年生は、少し年のはなれたお兄さんやお姉さんのような存在。交流授業ではほぼマンツーマン体制で、横にしゃがみこんで目線を合わせ、親しみのある言葉づかいで接してくれたので、子どもたちも安心して勉強に取り組むことができた。
指導の仕方もていねいで、気分の乗らない子にはやさしくはげまし、がんばった子には「よくできたね、その調子」「すごいな、天才じゃね?」などと、やる気がいっそう高まるような声かけ。つまずいている子には、理解度に応じたヒントを出すなど、一人ひとりに合った教え方をしてくれた。
子どもたちからは「やさしく教えてもらい、一人で解けるようになった」「難しかったところがよく分かり、楽しくできた」などの反応があり、「自分も大きくなったら、今日教えてもらったみたいに小さい子に教えてあげたい」といった感想も聞かれた。

人との接し方を学び中学生にもプラスに
「中学生は全員が、しっかりと気持ちを入れて小学生に向き合い、熱心に教えてくれて、とてもありがたかった」と、並木小の教務主任。「自分の苦手な科目でも、子どもたちのために生き生きと、意欲的に指導していた」と、並木中の学年主任。
中学校では交流授業に先立って「これは、君たちにとっても勉強なんだよ」と、生徒に話して聞かせたそうだ。「相手の立場に立ち、小学生にも分かる言い方で伝えることが重要。人とのかかわり方を学び、コミュニケーション能力を高める絶好の機会であり、将来、人と接する仕事をするときもプラスになる」と、しっかりと心構えをさせた。

各学年でさまざま多様な機会に交流
ほかにも同学園では、年間を通じて多様な交流の機会がある。6月の学園交流会では7・8年生が1・2年生の学習を手伝った。1年生に対してはパソコンの操作を、マウスの持ち方からスタディノートの使い方まで手とり足とり指導。先生だけでは目が届かないところもつきっきりで教え、小・中学校それぞれの先生から「ふだんの教室では見られないような表情が見られた」と感想が上がっていた。
校長は「中学生から小学生に対する温かい眼差しや、小学生が中学生をたよりにする素直な表情などが見られ、おたがいに良い影響(えいきょう)がある。こういうお兄さんやお姉さんがいるなら早く中学校に行きたいという、安心感や好印象にもつながると思う」と語っている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です