龍ケ崎市/大宮小(2019年10月25日)

地域と共に開く「大運動会」500人が一丸となって汗流す

龍ケ崎市立大宮小学校で9月21日(土)、地域の人と合同で開く「大宮大運動会」があった。児童と地域の人合わせて約500人が参加して、つな引きや玉入れなどさまざまな競技で汗(あせ)を流した。地域一丸となって開く運動会は今年で15回目。子どもたちが地域の人とふれ合うと共に、地域の人同士も交流を深められる場となっている。

子どもと大人が力合わせたつな引き
午前8時25分から始まった運動会。校庭は紅組と白組に分れた子どもたちと東西南北の4地区に分かれた地域の人でうめつくされた。
4・5・6年生と地域の人が出場したつな引きでは、子どもと大人が力を合わせて太いつなを引き合い、大きな声援(せいえん)がわいた。また未就園児からお年寄りまでだれもが参加できる「なかよしパンダ」では、参加者がかけっこしながらコース内に置かれたパンケースから好きなパンを取ってゴールし、500個あったパンがあっという間になくなった。

地域の人や中学生らみんなでつくる運動会
今年で15回目となる合同運動会は、小学校と地域でそれぞれ開いていた運動会を統合して始まった。同小の先生とコミュニティーセンターで活動する「大宮ふるさと協議会」のメンバーが実行委員会をつくり、打ち合わせからいっしょに準備を進め、当日の審判(しんぱん)や放送、誘導(ゆうどう)などの役割も共に担う。
今年の運動会は天候の悪化が心配されたが、地域の人が急きょ自分たちの出場種目を後ろにずらし、雨が降る前に子どもたちが競技を終えられるよう児童の種目を前に回してくれた。「とても子どもたちのことを大事にしてくれる地域です」と教頭。
このほか、卒業生を中心とした中学生や教育現場を学びに来た流通経済大学の学生も、子どもたちと共に係活動をしてくれる。さまざまな人たちの手で運動会が作り上げられている。

地域の人の見守りの中育つ子どもたち
子どもたちは運動会で、大人といっしょに競技をしたり、中学生や大学生と係活動をしたりすることで、人との接し方を学ぶことができる。また地域の人と顔見知りになることで、安心して学校に通うことができる。地域の人もまた運動会を通して、子どもたちや地域の人同士の交流を深めることができる。
日ごろの登下校時の見守り活動でも、100人の児童に対して30人以上の地域の人が活動してくれる。そのような環境の中で育つ同小の子どもたちは、おだやかで心が安定していると教頭は語る。
1876(明治9)年に創立され、地域と深い絆(きずな)のある同小。今後も地域コミュニティーの核(かく)としての役割を担いながら、地域と一体となって子どもたちを育んでいくだろう。

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