つくばみらい市/三島小(2019年10月25日)

全校児童がいっしょに外遊び異年齢のかかわりが心と体を育む

全校児童が50人のつくばみらい市立三島小学校では、月1回業間休みに、1~6年生までがいっしょに外で遊ぶ「全校遊び」を行っている。多人数での外遊びで体をきたえ、異年齢(いねんれい)のかかわりを通して思いやりの心を育むことがねらい。同小では、少人数を生かして日ごろから学年の枠(わく)をこえた学校活動に取り組み、子どもたちの心と体を育んでいる。

1~6年生が共に「ケイドロ」楽しむ
9月24日(火)の全校遊びは、おにごっこの一種「ケイドロ」。子どもたちは警察(おに)とどろぼうに分かれて、校庭いっぱいに走り回った。低学年の子どもたちは、高学年のお兄さん、お姉さんに追いかけられると、はじけるような笑顔を見せた。2回戦も行い、みんな「楽しかった!」と息をはずませた。
全校遊びについて、2年児童は「みんなで遊ぶので、(おにごっこで)たくさんの人をつかまえられるのがいい」とにっこり。6年児童は「低学年の子たちとたくさん接するから、みんなの顔と名前が覚えられる」と笑顔で語った。遊びを企画(きかく)した体育委員の6年児童は「みんなが楽しそうに遊んでいるとよかったと思う。次は全校リレーをしたい」と抱負(ほうふ)を述べた。

学年をこえた活動で思いやりの心育む
同小の子どもたちは外遊びが大好き。だが人数が少ないためドッジボールなどの集団遊びが成立しにくい。そこで多人数でダイナミックに遊ぶことで体をきたえ、異年齢のかかわりを通して思いやりの心を育みたいと、全校遊びを取り入れている。
このほか同小では、清掃(せいそう)を縦割りで行ったり、異なる学年でいっしょに給食を食べたり、市の音楽祭で全校児童で合唱したりと、学年の枠をこえた活動を積極的に進めている。「人数が少ないのでみんながリーダー。とくに5・6年生は下の学年を引っ張っていこうとがんばっている」と教務主任の先生。ふだんの学校生活でも、登下校時に高学年のお兄さん、お姉さんが下級生の荷物を持ってあげるなど、面倒(めんどう)を見る姿がよく見られるそうだ。

最後の一年遊びも行事も全力で
今年創立130周年をむかえた同小は、今年度で長い歴史に幕を下ろし、近くの谷井田小学校と統合する。今年はお世話になっている地域の人に感謝をこめて、11月9日(土)に「三島小まつり」を開き、子どもたちが体験学習で育てた米を使ったカレーライスを来場者にふるまう予定だ。
「最後の一年、勉強も遊びも行事も一生けん命がんばり、たくさんの思い出を作ってほしい」と校長。少人数のふれあいで思いやりの心を育んだ子どもたちは、きっと統合後の学校生活でも温かい交友関係を広げていくことだろう。

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