土浦市/右籾小学校(2019年11月22日)

開放された芝生校庭に歓声ひびく
地域住民が管理して10年

校庭が全面芝生(しばふ)でおおわれている土浦市立右籾小学校で10月28日(月)、1ヶ月の芝生の養生期間が終わり、校庭が開放された。子どもたちは歓声(かんせい)を上げてはだしでかけ回るなど、芝生の感触(かんしょく)を味わった。芝生は10年前に地域住民が子どもたちのために植え付け、管理をしてきた。きれいな緑の校庭は子どもたちのほこりだ。

思い思いに芝生の感触楽しむ
業間休みのチャイムが鳴るやいなや、子どもたちは昇降口(しょうこうぐち)から転がるように走り出てきた。くつをぬいではだしでかけ回ったり、側転したり、大の字にね転がったり、虫を見つけたり、思い思いに1ヶ月ぶりの芝生の校庭を楽しんだ。
9月下旬(げじゅん)から冬芝の種まきで養生中だった緑の校庭。子どもたちはとなりにある右籾地区運動広場を使用しながら、開放を心待ちにしていた。
はだしで鬼(おに)ごっこをしていた5年生たちに、久しぶりの芝生の校庭について聞いてみた。「ふわふわしていて気持ちがいい」、「足の裏がほぐれる感じ」、「開放感があって広々している」、「(養生期間中は)ブランコで遊んでいた。早く遊べるようこの日を待っていた」と口々に話してくれた。

地域住民が芝生管理一手に引き受ける
校庭が緑でおおわれたのは、2009(平成21)年。砂ぼこりが立たず、転んでもけがをしにくいと、地域住民らが「グリーンプロジェクト」を立ち上げ、校庭の全面芝生化に取り組んだ。低コストで芝生を管理できる手法を取り入れ、約5400平方㍍の校庭に芝を植えた。以来10年にわたり、地域住民が芝かりや種まきなどの管理作業を一手に引き受けている。教頭は「休日も芝をかっている姿を見ることがある。ありがたいことです」と感謝する。

緑の校庭をほこりに思う子どもたち
同小では、はだしでの外遊びをすすめるなどして、芝生の校庭を子どもたちの健康増進に役立てている。先生たちも登校したら校庭を見回り、危険な物などないかチェックをおこたらない。
転んでも痛くない芝生の上では、子どもたちの動きもダイナミックになり、遊びの幅(はば)も広がるという。また5月の運動会では、芝生のおかげで太陽光の照り返しがなく、暑さで体調をくずす子も少なかったそうだ。
「日ごろから子どもたちには地域のみなさんのおかげで芝生の校庭が保たれていると伝えている。子どもたちも感謝し、校庭をほこりに思っているようだ」と教頭。
「子どもたちが元気に育つように」と地域の願いがこめられた校庭で、子どもたちは今日も元気いっぱいにかけ回り、健やかに成長している。

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