龍ケ崎市/八原小学校(2019年11月22日)

五輪代表野口選手にエール
挑戦する姿、児童のモデルに

龍ケ崎市立八原小学校では、東京五輪代表に内定した同小出身のスポーツクライミング選手、野口啓代選手を学校を挙げて応援(おうえん)している。7月には代表内定がかかる試合に向け、児童が応援旗とメッセージムービーを制作。受け取った野口選手は、内定を勝ち取った。同小では夢に挑戦(ちょうせん)する野口選手が子どもたちのモデルになればと期待をこめる。

激励の気持ち 応援旗とムービーに
野口選手は1989年生まれ。同小5年のときにフリークライミングに出合ったことを機に競技を始め、現在に至るまで世界の第一線で活躍(かつやく)している。
同小では五輪代表内定がかかる8月の世界選手権前に、子どもたちが応援旗とメッセージムービー作りに取り組んだ。応援旗には6年生が「野口先輩(せんぱい)、応援しています!」「必勝、オリンピック出場」など思いをこめたメッセージを書きこみ、メッセージムービーでは6月の運動会の応援団を中心に6年生が学校で作成した応援ソングを歌い、最後に全校児童で「野口先輩、がんばってください!」とエールを送る様子をDVDに収録。7月末に先生が野口選手に届けた。笑顔で受け取った野口選手は見事、世界選手権で日本勢トップの2位となり、東京五輪の切符を勝ち取った。
応援団でエールを送った6年女子児童は「野口選手には全力をつくして戦ってほしいと思って歌ったのでうれしい。八原小の先輩が世界で活躍していてすごいと思う。自分もがんばって将来活躍できるようになりたい」と目をかがやかせた。

学校を挙げて応援
野口選手との交流が始まったのは昨年1月、同市総合体育館「たつのこアリーナ」に新設されたボルダリングウォールの竣工(しゅんこう)イベントで、野口選手が、母校の後輩であり、自身がクライミングを初体験した年れいの5年生に、身一つで壁(かべ)を登るボルダリングを教えたことがきっかけだった。
以来、今年の茨城国体でも、児童、保護者40人が鉾田市で開かれたスポーツクライミング競技を観戦し、野口選手に声援を送るなど、学校を挙げてさまざまな取り組みを通じて熱く応援している。

野口選手をモデルに将来を考えて
さらに現在城ノ内中学校区一体となってキャリア教育を進める同小では、金メダル獲得(かくとく)に向かって挑戦を続ける野口選手の姿が、子どもたちが将来について考え、キャリアデザインを描(えが)くモデルになればと期待する。
校長は「子どもたちは野口選手の姿から、夢をあきらめずに努力する大切さを学んでいると思う。野口選手への応援を通して母校の先輩をほこりに思い、さらには母校愛につながればうれしい」と話している。

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