学園の森義務教育学校(2018年9月28日)

・作詞・作曲の先生をむかえてみんなで歌った校歌発表集会

つくば市立学園の森義務教育学校で5月2日(水)、校歌発表集会が開かれた。新しく作られたばかりの校歌を、1〜9年の全員が力いっぱい歌い、体育館全体に歌声をひびかせた。「これから始まる学校の歴史の中で、たった1度だけのセレモニー。子どもたちが自分なりに理解した校歌を歌おうと、エネルギーにあふれた感動的な集会になった」と校長は語っている。

・子どもたちも共感心にひびく歌詞

式典では作詞の大岡亜紀さんと作曲の谷川賢作さんも来校。歌詞にこめた思いについて大岡さんは「1年生には難しいフレーズもあるが、くり返し歌って、卒業するころには意味が分かってくれたらうれしい」と話している。学園生を代表してお礼の言葉を述べた学園生徒会長は、特に3番の歌詞に共感したという。「学校は人と人のかかわりが大切な場所。友達がなやんで困っていたら側に寄りそってあげたい。優しい心が伝わってきていい歌詞だなと思った。こういう校歌を歌えることをほこりに思う」。曲調も、いままでの校歌のイメージとは全くちがうので、最初はびっくりしたそうだ。「1曲の中にいろんな感情や、さまざまな意味がつまっている印象がある。いい校歌だねとみんなで言っていた。小学生のクラスでは朝の会のとき、開けた窓から楽しそうに歌う姿が見えたり、元気な声が聞こえたりして、私たちもうれしくなる」。

・未来へ向かう心をはげましてくれる

音楽の先生は「歌詞のニュアンスにより1〜3番でメロディや強弱が微妙(びみょう)に変わり、優しい声や元気な声などの使い分けもある。だが子どもたちはそうした細かい歌い回しもきちんとでき、すぐ曲を好きになって覚えるのも早いのでおどろいた」と話す。毎週木曜日の昼休み、中野先生が楽器を片手に校内の見回りをすると、小さい子たちが「校歌をひいてください」と集まってくる。中庭に面したベンチでみんなで歌い始めるとすずしい風がふきぬけて、歌詞の世界そのままだ。「とても素晴らしい校歌。子どもたちが未来に向かって力強く生きていく指針になる。本校のスクールモットーは『挑戦(ちょうせん)・創造・協働』。子どもたち一人ひとりは自分でも気付いていない無限の可能性を秘めている。さまざまな体験を通じてその可能性をほり起こし、のばしていってあげたい」と校長。 同校は今春開校した真新しい学校で、教職員や保護者や子どもたちも、ここは自分たちの学校なんだという愛着を強く持っている。「新設校特有のエネルギーに満ちている。自分たちでこの学校をゼロから作り上げるんだという、みんなの思いを力にして本校を立ち上げていきたい」。(2018年9月28日号掲載)