秀峰筑波義務教育学校(2018年6月22日)

・地域が一つになって開かれた初めての運動会

つくば市立秀峰筑波義務教育学校で5月、第1回運動会が「新しい 仲間とともに 初勝利」というスローガンの下で開かれた。4月に開校したばかりの同校にとって記念すべき初めての運動会だ。市の小中一貫(いっかん)教育の9年間のうち前期にあたる1年生から4年生までが参加し、だれもが元気いっぱいで競技に取り組んだ。

・大勢でにぎわった初めての運動会

第1回運動会は5月のすっきりと晴れわたった空の下で開催(かいさい)された。広いグラウンドでは、トラックを囲むように保護者らの色とりどりのパラソルが立ち並び、たくさんの声援(せいえん)でにぎわった。「これほど大勢の人が見守る中で走ったり、大勢の仲間といっしょに演技したりするのは、子どもたちにとって初めての経験だったと思う。今までの少人数ならではの良さももちろんあったが、改めて大人数で開催することで、またちがう達成感が得られたのではないか」と先生。競技は子どもたちが主体となって進み、どの種目も大いに盛り上がった。特に3年生の国体ダンスは、来年の茨城国体を推進しようと、大会マスコットのいばラッキーも特別参加する中、全員がぴったりと息を合わせておどった。この日に向けて、統合前から各小学校で練習を重ねてきた成果が表れていた。

・地域の協力により収められた成功

今回の統合は七つもの小学校が一つになる大がかりなもので、大変な部分もあり、不安に思う声が聞かれていた。だがこの運動会が無事に開催されたことで、そうした不安もすでに過去のものとなった。開催にあたっては地域のボランティアやPTAが全面的に協力し、学校職員も受け持ちの学年にこだわらず一丸となって子どもたちを支えた。

PTAや地域の人たちは事前の準備ではテント立てや草かり、当日は朝早くから周辺道路の警備や車の案内などであせを流してくれた。そうした点でも地域の協力があって初めて、この運動会を成功に導けたといえる。

・4年生が発揮したリーダーシップ

この運動会で6年生は、下級生が心おきなくがんばれるよう、事前の会場設営や当日の係活動などさまざまな場面で裏方として働いた。開会式では吹奏楽(すいそうがく)部の生徒が協力し、入場行進や運動会の歌を盛り上げた。また、この日は休みになっていた5〜9年生も応援(おうえん)や見学で大勢集まり、「次は自分たちの番だ」と、秋に開かれる高学年の運動会や文化祭に期待を高めていた。

そうした中で4年生は参加者中の最上級生として、最後の紅白対抗(たいこう)リレーまで見事なリーダーシップを発揮。競技以外でも係の役目を6年生と共に果たし、オープニングの応援合戦では中心メンバーとして活躍(かつやく)した。なお、この応援団は後日、総体の選手壮行(そうこう)会でも再び勇姿を見せ、大会に出場する7〜9年生に向けて力強いエールを送ったそうだ。(2018年6月22日掲載)