土浦市立右籾小学校(2018年4月27日)

・40周年むかえ、子ども同士や地域との絆深める

1年生から6年生までが共に取り組む縦割り班活動に熱心な土浦市立右籾小学校は、創立40周年をむかえる。地域住民のボランティア活動も活発だ。「40周年を意識しながら行事に取り組み、子ども同士や地域との絆(きずな)づくりにつとめたい」と廣田晴彦教頭は力をこめる。

・縦割りが育む心と体

年度はじめに決めた縦割り班で、遊びや清掃(せいそう)活動を通して異学年の交流を深めている。水曜日の昼休みを利用した月1回の「右小キッズ」では、6年生が企画(きかく)を立て、1年生から遊べるおにごっこやだるまさんころんだなど体を使った遊びをみんなで楽しむ。清掃では、ほうきやぞうきんがけなど高学年がリーダーシップを取りながら低学年をサポートする。「いつもいっしょに活動しているので、けがをした低学年の子を高学年の子がすぐに保健室に連れてくるなど、子どもたちにいたわりの心が育まれていることを感じます」と先生。さらに縦割りの活動は、歯みがき指導にも生かされている。給食後、子どもたちが歌った歌を録音した「歯みがきの歌」を放送で流しながらの歯みがきタイムがあるが、低学年の子にみがき方を指導したり、使っている歯ブラシが古くなっていないかどうかをチェックしたりするのは、5、6年生の保健委員だ。「子どもが中心となって指導することで、歯を大切にしようという意識がいっそう高まっている」と先生は話す。

・地域住民らが校庭管理

一方、地域の人たちとのつながりも大切にしてきた。校庭で遊ぶ子どものけがが少なくなるように、2009(平成21)年に全面芝生(しばふ)にした校庭は、地域の保護者や住民がつくるボランティアグループ「右籾グリーンプロジェクト」が種まきや芝かりなどを行い丁寧(ていねい)に世話をしてきた。毎年年末には、お世話になった地域の人たちを学校に招いて感謝を伝える「感謝の集い」を開き、子どもたちの合唱やPTAのバザーなどの催(もよお)しで交流を深めている。

・40周年を意識して学校行事に取り組む

1979(昭和54)年に開校した同小は、今年創立40周年。さまざまな学校行事で「40周年」を意識した取り組みをしていきたいと廣田教頭。運動会のプログラムに40周年を取り入れる構成にしたり、感謝の集いでもテーマに取り上げ、子どもたちや保護者と共に地域と歩んできた学校の歴史をふり返りたいという。先生は「人と人とのつながりを大切にしてきた成果か、右籾小の子どもたちは、気持ちがおだやかで何事にも積極的に取り組むよさがある。そのよさを大切に、今後学力の向上を図っていきたい」と話している。(2018年4月27日号掲載)

 

土浦市立真鍋小学校(2018年4月27日)

・桜の古木囲み新入生むかえ

校庭の真ん中にある樹齢(じゅれい)110年以上のソメイヨシノ「真鍋の桜」を囲んで、上級生が新入生をむかえる「お花見集会」が11日(水)、土浦市立真鍋小で開かれた。

1981(昭和56)年から始まった伝統の行事。新入生139人は6年生におんぶされて、県の天然記念物にも指定されている桜の周りを回って入場。その後、実行委員会の子どもたちが考えた桜に関するクイズやゲーム、ダンスを楽しんだ。今年は開花が早かったせいでほとんど花は散ってしまっていたが、学年をこえてふれあいを楽しんだ子どもたちの笑顔は満開。「初めての学校生活で緊張(きんちょう)していた新入生も、この行事で気持がほぐれたと思う」と先生は話していた。(2018年4月27日号掲載)