つくば市/つくば市立輝翔学園(2019年2月22日)

9年間の学びを縦横につなげる 小小・小中による交流活動

つくば市立輝翔学園では「一人ひとりの多様性を尊重し、社会力を身に付けた児童・生徒の育成」という教育目標の下、各校が足並みをそろえ、9年間の系統的な教育課程を展開している。

4年生一人ひとりが10歳の希望を発表

同学園では9年間の学びをつなぐ上で、小小や小中による交流活動を重視している。1月26日(土)には、市民ホールやたべに各小学校の4年生が集まって「2分の1成人式」を開いた。10歳(さい)の節目に自らの成長をふり返り、育ててくれた保護者への感謝の気持ちと、将来の夢や希望などを一言ずつ会場へ呼びかけた。

児童の一人の夢は救命士だ。大震災(しんさい)の様子をテレビで見て、人の命を救いたいと思ったからだ。ある児童は警察官、またある児童はダンサー。かれらは発表の後で「緊張(きんちょう)したが大きい声で発表できた」「いろんな経験をさせてくれた両親に感謝を伝えられた」などの感想を口々に語った。

5年生は宿泊学習で新しい友達づくり

昨年の10月17日(水)・18日(木)には、境町の県立さしま少年自然の家で、各校の5年生が同一日程で宿泊(しゅくはく)学習を行い、朝の集いでは児童同士がふれあう機会も設けられた。最初にそれぞれの学校を紹介(しょうかい)し合い、その次はグループづくりゲーム。先生がふいたホイッスルの回数と同じ人数のグループを作るのだが、このとき必ず他校の子とグループを組み、その中で自己紹介や他己紹介もするというルールだ。その後は「ハッピーバースデーゲーム」や「じゃんけん列車」などで楽しみながら、いっそう交流を深めていった。

「やがては同じ中学校へ進む子どもたちが共に活動し、コミュニケーションをとり合って新しい友達になれた。そういった満足感や成長の自覚などの部分で大きな成果があった」と、谷田部小の教頭。

6年生と中学生が地域を思う心で清掃

12月8日(土)には、谷田部中の7〜9年生がそれぞれの母校を訪ね、小学生といっしょに「小中合同地域ボランティア清掃(せいそう)」を行った。

谷田部小では1〜5年は校内の掃除を、6年は学校周辺のごみ拾いと落ち葉はきを受け持った。この辺りは保健センターや市民ホールなどの行政機関が集中する、地域の顔ともいえる場所だ。レンガじきの千歳通りでは秋祭りのとき、谷田部小の代表児童が楽器演奏やダンスの披露(ひろう)などもする。こういう思い出深い場所を子どもたちも特に愛着をこめてきれいにした。

「特に中学生の働きぶりがすばらしく、6年生にとても良い影響(えいきょう)をあたえてくれた。異学年が共に活動する中で、良い学び合いの心が自然に生まれていた」と教頭は語っている。

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