つくばみらい市/東小学校(2019年12月13日)

閉校ひかえ、三世代交流 学習発表会やそば打ち楽しむ

つくばみらい市立東小学校で11月9日(土)、「三世代交流会」が開かれた。子どもたちは地元のそば打ち会の指導でそば打ちをしたり、練習してきた歌や演奏を地域の人たちの前で披露(ひろう)したりした。1958(昭和33)年創立の同小は、今年度末で閉校し、板橋小と統合する。子どもたちが思いをこめて歌う校歌に、地域の人たちはじっと聴(き)き入った。

思いのこもった発表に 大きなはく手

午前中体育館で始まった学習発表会。「来年、東小は閉校します」「大人になっても東小で過ごした日々は忘れません」ステージで一人ひとりが気持ちのこもった言葉を述べた後、全児童48人が、練習を重ねたことが分かる美しいハーモニーで校歌を歌い上げた。さらに1年生によるジェスチャーを交えた詩の群読、5・6年による勇ましいボディーパーカッションなど各学年による歌や演奏が披露され、地域の人たちから大きなはく手が送られた。 6年児童は「最後の三世代交流会なので、びしっと決めたいと思って歌った」と話し、別の6年児童は「最高学年として最後まで歌いきれてよかった。地域の人たちもほこらしそうに見てくださってはげみになった」と述べた。訪れた東栗山区長は「第5回の卒業生だけど、子どもたちの歌を聞いたら涙(なみだ)が出てきた。なくなっちゃうのはさびしいね」としみじみ語った。

子どもたちが打った そばを味わう  

昼には、子どもたちが朝、地元のそば打ち会の人たちに教えてもらいながら、そば粉から手でこねて作った手打ちそば500食が参加者にふるまわれた。打ち立てのそばは、運動場のテント下で、PTAのお母さんたちの手で湯がかれ、あげたての野菜やエビの天ぷらがのせられた。そばのおわんを持って並んだ子どもたちは、お母さんたちに好きな天ぷらをのせてもらって、うれしそうにほほえんだ。来場した地域の人たちや保護者も、運動場に設けたテーブルで、できたてのそばをすすりながら、いつまでも話に花を咲(さ)かせていた。

地域と学校をほこりに 自信を持って新校へ  

同交流会は、地域のお年寄りと子どもとの絆(きずな)を深めようと、地元の青少年育成に取り組む団体が中心となって始めた。以来23回にわたって、同小を拠点に三世代の温かいつながりが育まれてきた。  校長は「伝統的に続いてきた行事なので、最後の交流会をできるだけ多くの人が楽しみ、思い出に残るものになればうれしい」と話し、「この地域は伝統的に子どもたちをしっかり育てる気風があり、地域探検やタケノコほりなど、さまざまな学校活動に協力していただいた。閉校までの間、子どもたちがこの素晴らしい地域で育ったこと、東小で学んだことをほこりに思い、自信を持って 新しい学校に進めるよう、力をつくしたい」と熱をこめた。

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