取手市/戸頭小学校(2020年1月31日号)

中学校と連携していじめをなくす 「絆づくりプロジェクト」の取り組み

取手市立戸頭小学校では、今年度「いじめストップ!絆(きずな)づくりプロジェクト」推進校として、同市立戸頭中学校とともに、友達同士の絆を深めていじめを防止するための取り組みを進めてきた。活動の集大成として12月4日(水)には中学校でフォーラムが行われ、代表児童が参加してこれまでの成果を堂々と発表した。

「はぁとふる集会」で スローガンを発表  

6月の学校公開日に合わせて行われた「はぁとふる集会」では、各学級で話し合ったスローガンが発表された。「やさしさは なかよくなれる まほうのくすり」「いじめる前にかんがえて あい手の気もち おもいやり」など、学級ごとに取り組む課題を考え、こんなクラスにしたい、友達とこんなふうに接したいという思いを言葉にした。

集会には戸頭中の生徒会も参加。児童の発表の後には生徒会長が感想を述べ、戸頭中の「いじめ撲滅(ぼくめつ)5か条」を紹介(しょうかい)し、「いじめをなくして日本一の学校になろう」と小学生に呼びかけた。

中学生といっしょに いじめについて考える  

夏休みには5・6年の学級代表が戸頭中を訪れ、中学生たちといじめ防止について意見を交かんした。さらに11月には全学年の学級の代表者が集まって学級代表議会が開かれ、各学級の取り組みやその成果について話し合い、その内容を5・6年の学級代表がまとめて戸頭中で行われた「いじめストップ!絆づくりプロジェクト」フォーラムで発表した。

いじめ防止の意識を高めるために名札につけている「グリーンリボン」、友達のいいところを見つけたり、感謝の気持ちを伝えたいときに学年をこえて手紙を送る「花さき山活動」、自分の意見を述べたり友達の意見を聞いたりする「Tタイム」などの日ごろの活動のほか、各学年の取り組みを中学生の前で堂々と発表した。そして中学生の発表や「いじめは人権を傷つけるからいけない」というスクールロイヤーの講演にも熱心に聞き入った。3学期には全校児童に報告する予定となっている。

 

年れいや世代をこえて 絆づくりの活動

「絆づくり」のための取り組みは、保幼小中連携(れんけい)でも行われており、10月には近くの保育園、幼稚園、同小の3年生、戸頭中の2年生が合同で戸頭公園の清掃(せいそう)活動を行い、その後いっしょに遊んだ。また1年生は園児たちを小学校に招待して、自分たちが用意したおもちゃで遊んであげるなど、年れいをこえた交流を行っている。

そして夏休みには地域の高れい者交流施設(しせつ)で、多くの6年生がお茶出しのボランティアに参加し、お年寄りとの交流も図った。「保育園、幼稚園、中学校が近くにあって連携しやすく、地域にも温かく見守ってもらっているということを子どもたちも実感している」と話す校長。人と人とがふれ合い、絆を育む活動をいじめ防止につなげている。

 

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