土浦市/乙戸小学校(2020年1月31日号)

地域の人と連携した防災訓練 乙戸小まつりも共に楽しむ

土浦市立乙戸小学校は11月9日(土)、地域と 連携(れんけい)した防災訓練を行った。子どもたちは地域の人と共に消火訓練 をしたり救急救命講座を受けたりしながら、助け合って命を守る大切さを実感 した。終了後は「乙戸小まつり」が開かれ、子どもたちはマナー向上運動の成果や 合唱などを披露(ひろう)。保護者や地域の人たちはいっしょに楽しんだ。

はしご車に乗り消防士の活動体感
防災訓練はもともと地域で自主的に行われていたが、近年は地域防災力を高めようと、同小と地域が連携し、規模を拡大して年1回開いている。赤十字や地元の消防署、消防団や市役所も協力する。
この日は朝から、子どもと大人が学年・地域ごとに分かれてさまざまな訓練に取り組んだ。消火訓練では、訓練用の消火器を使って的に向かってふん射し、煙(けむり)体験では、無害な煙が充満する 「煙体験ハウス」に入って火災時の煙の怖さを感じた。はしご車体験では、はしご車のかごに乗って16メートルまで上り、消防活動が行われる高さをきん張気味に体感した。
子どもも大人もいざ災害が起こったときにどのように行動すればよいかを体験するとともに、日ごろから生活を守ってくれる消防士さんや消防車の存在を身近に感じるきっかけにもなった。

「共助の精神を学んでほしい」
一方、体育館では5・6年生と地域の人が救命救急講座を受講した。赤十字のスタッフの指導のもと、人形を使って胸骨圧ぱくや人工呼吸、自動体外式除細動器(AED)を使った心肺蘇生(そせい)法を学んだ。子どもたちは人形をたおれた人に見立て、一生けん命息をふきこむなど真けんな表情で取り組み、地域の人たちも交代でチャレンジした。
教頭は、学校と地域がこれらの訓練を共に行うことで、おたがいに顔の見える関係を築くことができると指摘(してき)。「子どもたちには災害時に自分の命は自分で守ることを感じてもらうとともに、みんなで助け合う共助の精神を学んでほしい」と力をこめた。

地域の人と楽しんだ乙戸小まつり
防災訓練が終わった午後からは「乙戸小まつり」が幕を開けた。子どもたちはクラスごとに取り組んだマナー向上運動の成果を胸を張って発表。また6年生による「一歩」の合唱や金管バンドによる「ヤングマン」の演奏などがあり、防災訓練から続いて参加した保護者や地域の人は一体となって盛り上がった。
そのほか保護者らが企画(きかく)したイベントや飲食のブースを設けたフェスティバルも開かれた。学校を中心に、子どもと保護者、地域が一体となって防災意識を高め、つながりを深める充実(じゅうじつ)した一日となった。

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