牛久市/牛久第二小学校(2020年1月31日号)

プログラミング教育のモデル校としての取り組み

4月から小学校でプログラミング教育が全面実施(じっし)される。これに先がけ、牛久市立牛久第二小学校では、茨城県小学校プログラミング教育推進事業モデル校の指定を受け、研修を重ねてきた。その成果を11月22日(金)に公開授業として発表。多くの先生が見守る中、プログラミングを活用した学習に子どもたちは生き生きと取り組んだ。

教科の学習の中で プログラミングを活用

4年2組では国語の「『ゆめのロボット』を作る」の単元の学習でプログラミングを活用した。自分が考えた「ゆめのロボット」について文章にまとめた後、MESHを使ってロボットを製作。子どもたちは自分の考えた動きをするようにプログラムを組み、実際に動かしながら「ゆめのロボット」について発表した。イメージしたロボットが形になることで、ロボットの良さがよく伝わり、子どもたちの学習意欲もより高まった。

5年1組は外国語。英語で道案内をするという学習で、「Go straight」「Turn left」「Turn right」の表現を使って目的地にたどり着くためのアルゴリズムを考えた。グループごとに、分かりやすい道案内になっているか、むだな指示はないか考えながら修正し、スクラッチを使ってプログラムを組んで画面上でネコを動かした。子どもたちは相手に分かりやすく伝えるための思考を養い、英語でもこの三つの表現を覚えていれば道案内ができるという自信ももてた。

6年1組で行われたのは新学習指導要領に例示されている理科の「電気の利用」の単元。マイクロビットを使い、人の動きや明るさを感知して自動で電気をオン、オフするプログラムを作った。自分たちで製作することで、センサーによって制御(せいぎょ)されている身の回りの電気の利用についても理解を深めた。

グループ学習で 助け合い学び合う

同小では数年前からプログラミング教育に取り組み、パソコンやプログラミング教材にも親しんできた。「子どもたちの柔軟(じゅうなん)な頭は教える以上のものを吸収し、直感で理解していく。子どもたちはプログラミングの学習を楽しみ、意欲的に取り組んでいる」と5年生の学年主任の先生。 プログラミングの学習はグループで行うことが多い。しかも、だれもが同じスタートラインに立って一様に取り組めるため、おたがいにサポートし合って学び合えるという良さもあるという。

生活の中で大切な 論理的思考力を養う  

プログラミング教育の目的は、「論理的な思考力を育むとともにプログラムの働きや情報社会に目を向け、より良い社会を築いていこうとする態度を育む」こと。発達段階や学習内容に応じて、パソコン等を使用しない方法(アンプラグド)も用いながら、全学年でプログラミング教育を実施(じっし)する。教科学習だけでなく、楽しさやおもしろさ、達成感が味わえる体験を広げていく予定である。

「論理的思考力はふだんの生活でも効率よく作業したり、相手に正しく伝えたりするために大切な力。プログラム通りに動いてよかった、楽しかった、で終わらないように、しっかり教科の学習に生かしていきたい」と学年主任の先生は話した。

 

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