守谷市・高野小学校(2020年2月21日号)

ビブリオバトルで本を紹介 読書意欲と表現力を高める

守谷市がかかげる「学校教育改革プラン」の一つに「中央図書館との連携(れんけい)による学校図書館の充実(じゅうじつ)」がある。これを受けて守谷市立高野小学校では図書館教育に力を入れ、子どもたちが本に親しめる機会を多く設けてきた。11月には3年生がビブリオバトルを行い、自分の思いを伝え、友達の発表に耳をかたむけて本への関心を高めた。

楽しくゲーム感覚で おすすめの本を紹介

自分がおすすめする本を紹介(しょうかい)し合って、最も読みたいと思った本(チャンプ本)を決めるビブリオバトル。通常は5分の発表時間を2分30秒に設定したミニ・ビブリオバトルを3年生が行った。

紹介する本のテーマは「世界のお話」。いろいろな国や地域の物語を読み、一人ひとりが気に入った本を選んであらすじをまとめ、相手に伝えるために効果的な表現や構成を工夫して発表するための原こうを作成した。さらにタブレットPCを使って発表の様子を撮影(さつえい)し、話し方や間の取り方などの課題点を確認して発表練習も重ねた。

そして当日。ミニ・ビブリオバトルは4人グループで行った。バドラーが発表し、2分間の質問タイム、ワークシートに良かったところやもっと知りたい点を記入するという流れで順に行い、最後に自分以外の本に投票してグループごとに「チャンプ本」を決めた。しっかり準備をしてきた子どもたちは、自分の言葉で自信をもって発表し、質問タイムでも積極的に手をあげるなど、生き生きと楽しそうに取り組んだ。  子どもたちから「自分が気に入った本を紹介できたので、とても楽しかった」「知らない本を知ることができてよかった」「本を何回も読んで、言いたいことがいっぱいあったのでどれにしようかまよった」「本読みがすきになった」などの感想が聞かれ、本への関心が高まると同時に、相手に伝わる発表の仕方を学び、表現力の向上にもつながった。

中央図書館と連携し 読書活動を推進  

学校図書館の充実に努めている守谷市では、全小中学校に学校司書が常駐(じょうちゅう)し、学校の図書館と中央図書館はオンラインで結ばれ、市内のどこの図書館の蔵書も学校で借りることができる。そして中央図書館からは学年ごとに本が50冊ほど入った「ブックパック」が年に1回届けられ、同館の職員がブックトークや読み聞かせに訪れるなど、読書活動を推進している。

さらに同小では週1時間、読書の時間を設けて本に親しむ機会を増やし、多くの子どもたちが目標の年間50冊を達成している。教頭は「来年度以降も図書館教育を充実させ、読書意欲を高めて、ビブリオバトルをほかの学年でも行っていきたい」と話す。守谷市が進める「主体的・対話的で深い学びを支える学校図書館への転換(てんかん)」へ向け、中央図書館と連携して学校図書館を活用した探求型の学習の充実を図っていくつもりだ。

 

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