龍ケ崎市/龍ケ崎西小学校(2020年2月21日号)

来年度からの小中一貫教育前に 特色ある活動で連携さらに強化

龍ケ崎市立龍ケ崎西小学校では、来年度から同市で始まる小中一貫(いっかん)教育を前に、愛宕中学校との連携(れんけい)に力を入れている。同中と取り組むいじめ防止のための「リーフリボンキャンペーン」では新しい試みで児童生徒が意見を交わし、地域の伝統を受けつぐ「西小龍神太鼓」では今年度から中学生が協力するなど、特色ある活動で連携を強めている。

いじめなくす意見交換 「リボンライン」で

中学生が手作りした黄緑色のリボンをつけて、愛宕中学校区でいじめゼロに取り組む「リーフリボンキャンペーン」。これまで各学級でいじめについて考え、同中で開くフォーラムで意見を交換(こうかん)してきた。今年は新しく小中の取り組みをポスターで紹介(しょうかい)し合い、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のようにふき出し型のコメントで意見をつけ合う「リボンライン」を取り入れ、意見交換を深めている。校長は「中学生が手作りしたリボンを持って来たとき『小学生時代にお兄さん、お姉さんから頂いたリボンを今度はわたす番になりました』と言ってくれた。小中一貫で取り組んできた活動が循環(じゅんかん)していることを実感した」と述べ、活動の発展に期待をこめた。

龍神太鼓クラブ 中学生が助っ人に

また地域の人の指導のもと、4年生以上がクラブ活動として地域伝統の龍神太鼓(りゅうじんだいこ)を学び、学校行事や地域のお祭りで披露(ひろう)する「西小龍神太鼓」でも、今年度から中学生が協力している。

30年以上続く歴史のある取り組みだが、少子化などでクラブの人数が減ってしまい、活動を続けることが危ぶまれた。そこで村松校長が卒業生に声をかけ、愛宕中、城南中から7人の太鼓経験者が協力してくれることに。両中学校長の理解を得て、部活動の合間をぬって放課後の練習に参加し、小学生に太鼓を教え、地域イベントにもいっしょに出演してくれる。「中学生が入ることで小学生に安心感が生まれ、演奏も上手になった」と指導の先生。小中ワンチームになることで、地域の伝統を守り続けることが可能になった。

小中で手をたずさえて 地域の清掃(せいそう)

さらに子どもたちが愛宕中生と共に学校周辺の道路や地域の公園のゴミを拾うクリーンアップ運動では、これまで6年生が中1生と共に年1回行ってきたが、今年度から5年生も行うなど活動回数を増やした。小5~中1の義務教育中期年代のつながりを強め、小中で手をたずさえて地域のためにできることに取り組んでいる。

来年度から同市で始まる小中一貫教育では、キャリア教育とシティズンシップ教育(よりよい市民としてのスキルを身につける教育)の二つが柱となる。同小ではこれまでの取り組みをもとに、「支え合い」や「つながり」をキーワードに、子どもたちの心を育てていく。

 

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