土浦市/新治学園義務教育学校(2020年2月21日号)

「にいはりタイム」で異学年交流 読書活動で絆づくりも

土浦市立新治学園義務教育学校では、毎月1、2回ロング昼休みに1~9年生が縦割りのグループで遊ぶ「にいはりタイム」を設けている。幅広い年代の児童生徒が同じ校舎で学ぶ環境(かんきょう)を生かして、異学年の交流を深めることがねらい。さらに今年度から読書活動を積極的に推進。読書を通じた子どもの絆(きずな)づくりにも取り組んでいる。

異学年交流であふれる 子どもたちの笑顔

1月30日(木)の「にいはりタイム」。グラウンドでは、20人ほどのグループに分かれた子どもたちがドッジボールやおにごっこで元気よく走り回っていた。

ズボンにはさんだヒモ状のしっぽを取り合う「しっぽとり」で遊ぶグループでは、8年生のお兄さん、お姉さんが、低学年の子たちに目を合わせながら、優しくルールを説明。その後子どもたちは二手に分かれて、しっぽを取り合った。1年児童は「お兄さん、お姉さんは、ゆっくり走ってくれて優しい」、5年児童は「上級生はみんなをまとめてくれてたのもしい」と笑顔で話した。一方、教室では、カードゲームの「UNO(ウノ)」やトランプ、ハンカチ落としなどで遊ぶグループが、楽しそうな笑い声をひびかせていた。

上級生と下級生が 笑顔でハイタッチ  

「にいはりタイム」の始まりには、7・8・9年生の上級生が1・2年生を教室にむかえに行く。遊びの企画(きかく)も上級生が考え、どの学年の子も楽しく遊べるようにルールを工夫する。そんな上級生は、「下級生のあこがれの的であり、また5・6年生のよいモデルになっている」と教頭。とくに同じグループの子ども同士は仲がよく、ろう下で会った上級生と下級生が笑顔でハイタッチをする姿が見られるなど、学年をこえた交流が深まっている。

読書活動が育む 子ども同士のつながり  

また同学園では今年度から読書活動を推進している。朝読書の時間には、先生がさまざまなクラスを回って読み聞かせをし、子どもたちにすすめたい本を紹介(しょうかい)。学校集会でも図書委員がおすすめの本を推せんする。昨年末には、土浦市立図書館の職員を招き、5年生を対象にしたブックトークを開催(かいさい)した。

また2名の司書が交互(こうご)に常駐する図書館では、教科書に出た作家の本をそろえるなど、授業との関連付けも図っている。おかげで子どもたちの図書室利用も盛んになり、貸出冊数も増えたという。

校長は「読書を通じて、思考力や想像力を育むと共に、子ども同士が『こんな本を読んだよ』と紹介し合い、つながりが深まることを目指している」と述べ、来年度も力を入れて取り組みたいと熱をこめた。

 

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