水戸市/内原小学校(2020年3月)

縦割り班活動と花づくりで広がる交流

創立35周年をむかえた水戸市立内原小学校は、周辺の開発が進み児童数も増加している。昔から地域で暮らす住民も多く、学校は新旧住民の交流の拠点(きょてん)にもなっている。地域に愛される学校の子どもたちは、縦割り班活動や花づくりを通して成長し、いつも見守ってくれている地域の人たちに感謝の気持ちを伝えている。

縦割り班でダンス発表「もちの木まつり」
同小の縦割り班は、クラスの中に赤・緑・黄・青の4色の班があり、学年をこえてみんなで一つの班をつくって活動する。「もちの木まつり」での4色の班ごとのダンス発表もその活動の一つで、6年生が主体となってダンスの曲の選曲やふり付けを考え、下級生に分かりやすく教えていって、みんなでおどれるようにする。ダンスを形にしていくには高学年の役割が非常に大きく、下級生のあこがれの存在になっている。子どもたちの成長を見ることができるダンス発表を保護者はとても楽しみにしており、日ごろお世話になっている地域の人たちにも披露(ひろう)して喜んでもらっている。
なわとび集会も縦割り班で行う。昼休みを使って練習し、高学年が低学年に大なわに入るタイミングを教え、とびやすい速度でなわを回してくれる。集会では、みんながとんだ回数を色ごとに集計して表彰(ひょうしょう)し、どの班もみんな協力してがんばる大イベントになっている。また6年生を送る会も縦割り班で行うなど、年間を通して縦割り班活動を行っている。
教務主任の先生は、「上級生は自分たちがしてもらったことを、同じように下級生に返していくことが自然にできるようになる。下級生に優しく接してさまざまなことを教えてあげようとする心が育っている」と、縦割り班活動の成果を話していた。

登下校の安全を地域の人たちが守る
登校班は地区ごとにあり、上級生が下級生を安全に学校に連れて来る、4色の班以外での縦割り班だ。保護者も毎日通学路に立って交通安全指導をしてくれ、さらに内原地区自警団グリーンパトロール隊の人たち総勢105人が登下校の安全を守ってくれている。グリーンパトロール隊は特に低学年の下校時につきそってくれるなど、子どもたちにとって、とても心強い存在だ。登下校以外にも校外指導員とともに地域をパトロールして、子どもたちを見守ってくれている。地域の人に守られている学校では、子どもたちも地域のためにできることをしようと、内原ふれあいまつりや地域の行事に積極的に参加している。

感謝の気持ちを届ける「グリーン作戦」
グリーン作戦は、町探検や見学などで日ごろお世話になっている施設(しせつ)や地域の人に、大事に育てた花をおくることで感謝の気持ちを伝える活動。緑化委員会が中心となって花を育て、毎年近隣(きんりん)の幼稚園や交番、消防署など約10か所に花を届けて喜ばれている。花を育てながら、さまざまな地域の人たちに感謝する心も育っている。

 

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