つくば市/高崎学園(2020年3月)

失敗や障害を乗りこえる強さ学ぶオリンピック・パラリンピック教育

つくば市立高崎学園は、今年開かれる東京オリンピック・パラリンピックに向け、「オリンピアンに学ぶ会」と「パラリンピック学習会」という二つの取り組みを茎崎第一小で行った。子どもたちは目標に向かって努力する大切さなどを学び、改めてスポーツの素晴らしさを実感した。

オリンピアンが実演
初めて見る柔道の技
12月5日(木)の「オリンピアンに学ぶ会」では4〜6年生が、柔道(じゅうどう)の平岡拓晃さんの話を聞いた。平岡さんは2008年の北京五輪は初戦で敗れたが、逆境から立ち上がり、4年後のロンドン五輪では銀メダルにかがやいた。その体験から「失敗に向き合い、次につなげることが大事」と呼びかけた。
この言葉は子どもたちの心にひびき、「一歩をふみ出す勇気をもらった。失敗はだれでもするのだからこわがらず、何がだめだったのかを考え、がんばってまたチャレンジしていきたい」などの感想が聞かれた。
柔道の技の実演や体験も行われ、平岡さんを投げさせてもらった児童は「体が小さくても相手を投げられるんだ。気持ちよかった」と笑顔を見せた。

倒れても起き上がり
がんばる姿に感動
1月24日(金)の「パラリンピック学習会」では県内の車いすバスケットボールクラブ「T−ROCKETS」が来校し、どのような競技なのか児童に教えた。1〜3年生は選手たちのミニゲームを見学し、6年生は実際に競技用車いすに乗って操作やプレーの体験もした。
選手のプレーを見た児童は「障害があっても、あんなに全力でスポーツができるんだ」とおどろき、「私もあきらめずに、習い事などをがんばりたい」と、自分をふるい立たせていた。「障害がある人もない人も、いっしょに支え合っているのが格好よかった。自分も困っている人を見たら助けてあげたい」と話す子もいた。

トップ選手から学ぶ
チャレンジの精神
校長は「今年度の本校のキーワードは『チャレンジ』。子どもたちは柔道では失敗をおそれず挑戦(ちょうせん)する大切さを学び、バスケでは障害を乗りこえて競技に打ちこむ姿に感めいを受けたようだ。これをきっかけに積極的にさまざまな活動に打ちこみ、新たな可能性を見出しながら、心豊かにたくましく生きる力を身に付けてほしい」と期待をこめた。
体育主任の先生は、「トップレベルの選手の技のすごさや、プレーの迫力(はくりょく)などに児童全員がふれることができた。自分でも競技を始めてみたいとか、オリンピック・パラリンピックでは応えんしたいといった声も上がり、実り多い活動だった」と話した。

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