土浦市/菅谷小学校(2020年3月)

4月の統合に向け、小小で交流保幼小連携で地域教育の中心に

土浦市立菅谷小学校では4月の上大津西小学校との統合に向け、昨年度から授業や行事で交流を深め、子どもたちが安心して学校生活を送れるよう準備を進めてきた。一方、近くの保育園や幼稚園との保幼小連携(れんけい)にも力を入れ、授業を公開したり、情報交換(こうかん)会を開くなど、地域の教育施設(しせつ)の中心として開かれた学校づくりを進めている。

昨年度から進めてきた交流活動
2月13日(木)・14日(金)、上大津西小の子どもたちが来校しての交流授業があった。両校の子どもたちはプログラミングや体育などの授業を共に受け、休み時間にはいっしょに外に出て、同小自慢(じまん)の広い運動場で走り回った。
交流授業は今年度3回目。これに先立つ6月には5・6年生が合同で宿泊(しゅくはく)学習でいっしょに飯ごう炊(すい)さんやオリエンテーリングを楽しみ、各学年ごとの校外学習では両校の子どもが同じグループで調べ学習をした。回を重ねるごとに、子ども同士おたがいの顔が分かるようになり、笑顔が増えてきた。
また先生やPTAの保護者同士も昨年度から情報交換し、顔の見える関係を築いてきた。
二年間かけて計画的に積み重ねてきた交流活動。「とにかく上大津西小の子どもたちが安心して入ることを第一に考え、準備を進めてきた」と教頭。「本校も上大津西小も小規模校。児童数が増えることで、子どもたちの人間関係が豊かになり、世界が広がる」と述べ、新学期は歓迎(かんげい)の気持ちをこめた対面式で子どもたちを笑顔でむかえたいとした。

保幼小で情報交換会
子ども同士の交流も
また同小では、統合に向けた小小連携のほか、保幼小の連携も強化している。昨年度から近くの保育園や幼稚園に声をかけ、授業を公開。また昨年8月には保育園・幼稚園の先生を招いて情報交換会を開き、それぞれの園の取り組みを小学校の学びにどうつなげればよいかを話し合った。参加者からは、小学校の教育を具体的に知ることができ、さらに保育園・幼稚園の先生同士の横のつながりも深めることができたと好評だった。
それらの活動が実を結び、今年度は保育園・幼稚園側からも働きかけがあった。近くの保育園の園児が持久走記録会を応えんしてくれたり、幼稚園の園児が同小を訪れ1年生と昔遊びでいっしょに遊んだりと、新たに子どもたちの交流も始まった。
教頭は「これまでできなかったことも、学校の敷居(しきい)を低くして足を運んでもらうことで、可能になることがたくさんある。これからも学校が中心となり、近隣(きんりん)の教育施設のつなぎ役を果たしたい」と述べ、今後も一層連携を図っていきたいと力をこめた。

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