龍ケ崎市/大宮小学校(2020年6月19日号)

共通の目標のもと学びを深める
9年間を見通した小中一貫教育

「夢をもち生きる力を自ら育む龍の子」の育成を目指し、今年度から本格的に小中一貫(いっかん)教育が始まる龍ケ崎市。同市立大宮小学校でも、昨年度から同じ中学校区である龍ケ崎小、城南中と連携(れんけい)し準備を進めてきた。3校で共通の目標を設定し、子どもたちが9年間を通して系統的に学び成長していけるよう、交流を行っている。

交友関係を広げる龍ケ崎小との交流
「人間性豊かで活力に満ち 主体的に夢の実現を目指す児童生徒の育成」を目標に小中一貫教育に取り組んでいる城南中学校区。「地域交流・地域貢献」「児童・生徒交流」「学習スタイル」の三つの部会を中心に、それぞれ3校で情報を共有し、同じねらいをもって学習を進め、中一ギャップをなくして中学校生活につなげていけるようさまざまな交流活動を行っている。
龍ケ崎小との小小連携では、各学年が年に2~3回、おたがいの学校を行き来していっしょにレクレーションを楽しんだり、インターネットによるテレビ会議などを通して親交を深めた。大宮小は小規模校であるため、「大きな集団で活動できる良い機会になっている。ふだんできない遊びもできて、とても楽しそう」と渡邊校長。交流を重ねることで名前や顔も覚え、中学に進学してもスムーズに人間関係を築くことができるという。
総合的な学習で同じテーマに取り組む
3校で共通の課題について考えようと、昨年11月には城南中で開かれた「たつのこフォーラム」に大宮小、龍ケ崎小の5・6年生が参加。中学生が地域のために行ったボランティア活動などについての発表に耳をかたむけ、小学生も学んだことを発表し、ともに地域貢献(こうけんや)や地域との連携について意見を交かんした。
さらに今年度は総合的な学習の時間で、3校が共通のテーマで学習に取り組む予定で、昨年度、「たつのこプロジェクトリーダー会議」を開いてテーマについて話し合いを重ねた。各小学校の5・6年生の代表児童と城南中生徒会役員でインターネットによるテレビ会議を行い、さらに城南中に集まって検討(けんとう)し、決まったテーマが「地域でつなげみんなの笑顔」。今年度はこのテーマにそって、地域のためにどんなことができるか、各学校で情報を共有しつつ学んでいくつもりだ。
学習と生活ガイドで共通の目標を明確に
3校では先生たちが話し合って、9年間の学びと生活のスタイルをまとめた学習ガイドと生活ガイドも作成。これを下敷きの両面に印刷し、3校の児童生徒に配布して、共通の目標を持てるようにした。「3校が学習目標や生活の指針を共有し、同じ取り組みをすることで、子どもたちは安心して中学に進学できる」と校長。2022(令和4)年には、城南中と愛宕中が統合されることも予定されており、今後は愛宕中学校区とも連携しつつ、小中一貫教育を進めていきたいとしている。

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