土浦市/土浦小学校(2020年6月19日号)

みんなのために学校生活の向上図る「たまき委員会」

土浦市立土浦小学校の校章は、金色で一つの輪をえがいたシンプルな形。百年以上にわたって受け継がれてきた校章「たまき(環)」は、一人として欠けることなく仲良くしようという願いがこめられている。この名がついた「たまき委員会」では、子どもたちが学校生活の向上を目指し、力を合わせてさまざまな活動に取り組んでいる。

受け継がれる「たまきの教え」
1902(明治35)年に制定された同小の校章「たまき」は、近くの由緒(ゆいしょ)あるお寺の住職、大寅和尚が「余らず 欠けず 只一輪」という教えと共にえがいた一つの輪に由来する。「一人として欠けることなくみんなで仲良くしようという願いがこめられています」と校長は語る。
「七つの子」などで知られる茨城出身の詩人、野口雨情が作詞した格調高い校歌にも、「われらの校章 たまきこそ 余らず欠けず 永久に」と歌われる「たまきの教え」は、子どもたちの心に脈々と受けつがれている。
委員会の活動通じてリーダーシップ育む
この名がついた「たまき委員会」は、学校の自治活動を担う委員会。各委員会の中心となって児童集会を企画(きかく)・運営したり、学校の決まりを寸劇で分かりやすく紹介したり、一年間の目標となるスローガンを決めたりと、学校生活の向上を目指し、みんなのために活動している。
昨年度委員長を務めた現在中学1年生の生徒は「『冬の持ち物』のテーマで劇を企画し、みんなに笑顔で理解してもらえたのが一番の思い出。委員会の経験からたくさん学ぶことがあった」とふり返る。そのような活動を通じて、自分たちがお手本になるという意識が高まり、リーダーシップも自然に育まれるそうだ。
校長は「みんなで一つの輪になって、という『たまきの教え』は、本校の子どもたちの中にしっかり根付いている。これからもその教えを大切に学校経営をしていきたい」と話している。

 

私の学校じまん

私は「たまき委員会」に所属しています。昨年度たまき委員会では「良い休み時間の過ごし方」をテーマに、全校児童の前で劇を演じました。実際に劇を見てもらうことで、きちんと伝えられると考えたからです。低学年の人があきないようにするにはどうしたらよいかを何度も話し合い、舞台上の時間を止める演出をして、見ている人が考えられるようにしました。その結果、低学年にも分かりやすく伝えることができたと思います。よりよい学校生活を送るために、たまき委員会として集会を企画(きかく)運営したことは貴重な体験でした。このように、「たまきの教え」のもと、全員でアイディアを出し合い、自分たちの力で学校を変えていこうとするたまき委員会は、他の学校にはない私の自まんです。(6年女子児童)

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