取手市/永山小(2020年7月17日号)

児童や保護者も参加して学校のきまりをみんなで考える

「一歩前進 みんな笑顔」を教育目標に、「新しい生活様式」で学校生活がスタートした取手市立永山小学校。子どもたちの笑顔がもどった校内では、毎朝の健康チェックや手洗い、消毒などの感染対策を行い、教室のとなりのオープンスペースも使って一人ひとりの机の間かくを広く保ち、密にならないよう学習形態を工夫しながら授業を進めている。

取手市の新しい三つの取り組み
今年度、取手市は「チーム指導」「教育相談部会システム」「2学期制」の新しい三つの取り組みを始めた。担任の先生だけでなく、複数の先生がチームを組んで子どもたちを見守り支えていく「チーム指導」。同小でも学年の先生全員で学年全員の子どもたちを見守ることを基本とし、教科によってほかのクラスの先生が授業をしたり、教頭先生や教務主任の先生が教えたりしている。
教育相談部会システムでは、担任の先生や養護教諭(きょうゆ)、スクールカウンセラー、学校連携(れんけい)支援(しえん)員などを中心に月に2回程度、子どもたちのなやみや困りごとに寄りそえるよう情報の共有や話し合いを行っている。

5年生を中心に学校のきまりを考える
同小では昨年12月、次年度の教育活動に向けて児童や保護者と意見を交かんする「明日の永小をみんなで考える会」を開いた。学校生活の中心を担うことになる5年生とその保護者から希望者をつのり、児童25人と保護者20人が参加。「学習(宿題)部会」「生活のきまり部会」「特活(行事)部会」の三つのグループに分かれ、先生も交えて話し合いが行われた。
学習部会では、夏季・冬季休業中の宿題や平日の家庭学習について話し合った。学校が決まった宿題を出すか、各自の自主性に委ねるか、それぞれの利点や問題点などについて、各々の立場から活発に意見が出された。
生活のきまり部会では、登下校時や校外生活についてのきまり、学習のきまりについて話し合われ、子どもたちからはシャープペンシルやけい光ペンなどの持参を認めてくれるよう要望が多く上がった。
主に運動会と永小まつりについて話し合われた特活部会では、運動会は1日か半日かで意見が交わされ、時期や種目の見直しを求める声もあった。また例年11月に行われる永小まつりについても、運営方法や発表内容について保護者から多くの意見が出された。

児童ファーストでみんな笑顔に
今年度はこれらの意見や要望を参考に、新聞作りや辞書引きなどで使用したい文ぼう具が持参できるようになるなど、学校のきまりが見直された。行事は例年のように行うことはできないが、児童や保護者の意見を参考に内容を検討していくという。
「児童ファースト」をかかげ、「主体性をもって多様な人々と協働できる児童の育成」を目標とする同小では、子どもたちにも学校運営に参加してもらい、子どもたちの意見も尊重しながら、「みんな笑顔」の学校を目指している。

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