つくばみらい市/陽光台小学校(2020年7月17日号)

「ピンチはチャンス」 自ら考え、行動する子を育む

つくばみらい市立陽光台小学校が6月1日(月)から、通常登校を再開した。新型コロナウイルスの影響(えいきょう)で3月から休校、約3ヶ月ぶりの学校だ。子どもたちはマスクをつけ時間差で登校、給食の配膳(はいぜん)時にはフェイスシールドを着用する。感染を予防する「新しい生活様式」のもとで、友達と笑い合う日常がもどってきた。

「三密」をさけて学校再開
児童数900人と市内で2番目に規模が大きい同小。「三密(密閉・密集・密接)」をさけ、工夫しながら感染予防対策を講じている。
朝は時差登校。学校近くの子は早めに来て、校門近くの密集をさける。教室では座席を約1メートルはなし、給食では児童がマスクの上にフェイスシールドをつけて配膳(はいぜん)。着用したフェイスシールドや白衣は放課後先生が消毒するなど、細心の注意をはらっている。
授業の内容も子ども同士が話し合う「ペア・グループ学習」はひかえ、音楽の時間は合唱に代わり合奏や鑑賞(かんしょう)が中心。「学校での感染はなんとしても防ぎたい。安全安心が学校のあるべき姿」と校長。

「自分の身守るには」考えるきっかけに
3~5月の休校期間中は、先生が教材を配信したり、動画を利用して子どもたちと体そうしたりするなど、オンラインを活用して子どもたちとのつながりを維持(いじ)してきた。そのかいあって、通常登校が始まると子どもたちは笑顔いっぱい。友達同士笑い合う姿が見られ、活気がもどってきたと教務主任の先生は言う。一方、子どもたちは暑い日もマスクをしっかりつけ、手洗い場では自主的に距離(きょり)をとって並ぶなど、「感染したくない」という意識も高まっているという。
校長は「今後は熱中症(しょう)対策の観点から、場合によってはマスクを外す必要も出てくる」と話し、「ピンチはチャンス。どうすれば自分の身を守れるかを子どもたちが考える機会につなげたい。自ら考え、行動できる子を育てたい」と力をこめた。

新しい企画子どもたちに
つくばエクスプレス沿線の新しい街にある同小では、保護者も多様なスキルを持つ人が多く、学校活動に熱心だ。例年、保護者が星空観察会やプログラミング教室を開いたり、約2000人が参加する11月の秋祭りでは楽しい企画(きかく)やブースで盛り上げるなど、親子向けのイベントを主催(しゅさい)してきた。今年は残念ながらそれらの催(もよお)しは見送りとなるものもあり、現在、同小と保護者が協力しながら、みんなが楽しめる新たな企画を考えている。

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