茨城県教育庁/2020年9月4日号

楽しみながら茨城を知る いばらきっ子郷土検定

茨城県では、「郷土を愛し、協力しあう心を育てる」ことを目的に、2013(平成25)年から県内の中学2年生を対象に「いばらきっ子郷土検定」を行っている。7回目となった昨年度は2万3千人余りが参加し、県の歴史や文化、生活や自然、産業、観光などさまざまな分野の問題にチャレンジした。また2月には各市町村の代表校が一堂に会し、県大会が盛大に行われた。

45チームで競う県大会

2月1日(土)に水戸市のザ・ヒロサワ・シティ会館(県民文化センター)で行われた県大会には、市町村の代表44校と国・県・私立の代表1校の計45校が参加し、1チーム5人で早おしや記述式の問題にチャレンジした。昨秋に行われた「いきいき茨城ゆめ国体2019」やナショナルサイクルルートに指定された「つくば霞ケ浦りんりんロード」など、最近の話題に関する問題も出題。ステージ背後のスクリーンには問題に関連した映像が映し出されたり、全員参加の〇×クイズを行ったりするなど、観客も楽しめる大会となった。

接戦を制し美浦中優勝

1回戦は5チームずつ9組に分かれて行われ、各組の1位と敗者復活戦でチャンスを得た6チームが準決勝へ。5チーム3組で競った準決勝で各組1位となった美浦村立美浦中、下妻市立下妻中、大子町立大子中が決勝戦に進出した。準決勝、決勝では、テレビのクイズ番組でおなじみの「クイズノック」の伊沢拓司さんと須貝駿貴さんもゲストとして参加し、知力を競う大会を大いに盛り上げた。  一問を争う接戦となった決勝戦で、優勝を決めたのは美浦中。地元のJRA美浦トレーニングセンターにちなんでジョッキーの服装で臨んだ5人は、優勝が決まると両手を挙げて喜び、応えん席からは大きな歓声(かんせい)が上がった。

茨城の良さを再発見

美浦中は村で一つの中学校のため毎年出場しているが、優勝は今回が初めて。学校の代表が県大会に出場できるとあり、「県大会はお祭りみたいで楽しいから、行けるようにがんばろう」という社会科担当の先生の言葉がはげみになった。4月から家庭学習で過去問題に取り組み、検定の成績から5人が選ばれると、朝や昼休みに問題を出しあったり、自分たちで調べたりしながら知識を深めた。  本番では「きん張しながらも集中してできた。優勝はびっくり」と冨田さん。「練習よりいいパフォーマンスができた」と村井さん。大貫さんは「対戦した学校の人たちも応えんしてくれた。他校の人と交流できてよかった」と「お祭り」を存分に楽しんだ。検定を通し、「茨城の良さを知った」と口をそろえる生徒たち。小倉さんは「教科書で習った歴史上の人物がたくさん茨城にいたことを知っておどろいた」と話し、坂本さんは「茨城は農業大国であることを知って野菜の見方が変わった。この知識を生かし、将来は茨城のためになるような仕事をしたい」と目をかがやかせた。

 

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