守谷市/松ヶ丘小学校(2020年9月25日号)

ザリガニつりや福祉体験 体験活動で子どもたちが笑顔に

美しい緑の芝生(しばふ)が広がる守谷市立松ケ丘小学校。休校期間中も、保護者たちのボランティアグループ「おやじの会」のメンバーが手入れを行い、いつでも子どもたちをむかえられるよう整えてくれた。通常より短い夏休みを経て、芝生を走り回る子どもたちの元気な姿がもどってきた。

校内のビオトープで ザリガニつりを体験

感染症(かんせんしょう)予防のため、子どもたちはさまざまな制約の中で学校生活を送っている。これまでは積極的に行っていた交流活動や体験活動も制限せざるをえない中、少しでも通常に近い学習ができるよう、先生たちはアイデアを出し合い工夫している。

7月には、2年生が校内のビオトープでザリガニつりを体験。ザリガニは、市理科専科の先生がとってきて池に放した。子どもたちは3人ずつのグループになって、つる人とザリガニを入れるバケツを持つ人、ザリガニを探す人に分かれて協力して行った。約50匹(ひき)のザリガニがいるが、どろの中にかくれているものも多く、子どもたちはザリガニをエサでおびき寄せようとがんばった。友達同士でエサの付け方を教え合ったり、つり方のアドバイスをしたりしながら、楽しそうに生き生き活動する子どもたちの姿が印象的だった。

子どもたちのために 工夫しながら体験活動

8月27日(木)には、3年生が総合的な学習の時間で福祉(ふくし)体験学習を行った。市の社会福祉協議会の協力のもと、子どもたちは車いすを体験。感染対策としてマスクと手ぶくろを着用し、「密」にならないよう1クラスずつ行い、車いすに実際に乗ってみたり、おしてみたりした。子どもたちからは「少しの段差でもこえるのが大変だった」「乗っている人の立場になっておしてあげることが大事だとわかった」など、体験したからこそ分かる感想が聞かれた。

これまでは体育館で全校児童が集まって行っていた「1年生をむかえる会」も今年は見送りに。そこで上級生たちが1年生のフロアをかざりつけ、各委員会が1年生に向けて動画を撮影(さつえい)し、スペシャルムービーを作った。1年生は各教室で、飼育委員会のクイズや運動委員会のエクササイズの動画を見て大いに盛り上がった。

「子どもたちは体験活動が大好き。友達とかかわり、体験することで身に付くこと、学ぶことは多い」と話す教頭。運動会や校外学習も例年のようにはできないが、「新しい生活様式」をふまえて、子どもたちのためにできることを考えている。

オンライン授業に向け

日ごろからICT(情報通信技術)を活用している守谷市では、今後またあるかもしれない臨時休校に備えて、オンライン授業ができるよう準備を進めている。同小でも夏休み中にZoom(ビデオ会議アプリ)を使ってオンライン接続を試行。約半数の家庭が参加し、先生と子どもたちが顔を見ながら楽しく会話をした。コロナ禍(か)の中、学校では子どもたちのために、さまざまな試行錯誤(しこうさくご)が続いている。

 

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