取手市/高井小学校(2020年11月20日号)

「あいさつは心のめざまし時計」 あいさつ運動で地域を活性化

人口増加が著しいゆめみ野地区にある取手市立高井小学校。低学年ほど児童数が多く、3年後には全校児童が2倍近くに増える予定だ。そんな活気ある同小で、重点的に取り組んでいるのがあいさつ運動。「あいさつは心のめざまし時計」プロジェクトと名付け、あいさつの輪を学校から家庭や地域にまで広げようと活動をしている。

元気なあいさつ家庭や地域でも
計画委員会が中心になって行っているあいさつ運動。今年のスローガンは「あいさつは心のめざまし時計」に決まり、心にひびくあいさつができるようになろうと活動が始まった。計画委員会では、立ち止まって相手の顔を見てあいさつをするというお手本を各教室を訪問して実演。放送委員会はお昼の放送で呼びかけ、広報委員会と福祉委員会はポスターを制作するなど、それぞれの委員会ができることを考え、6年生を中心に全校児童が同じ目標に向かって思いを一つにして取り組んでいる。
各クラスでも学級目標を決めてろう下に掲示(けいじ)しているほか、個人目標をいすの背もたれに張り、家庭でも共有して実践(じっせん)してもらえるように呼びかけている。10月から活動がスタートし、校内では気持ちのいいあいさつが交わされるようになった。さらに地域にも広めていきたいと、地域の公民館やスーパーなどにもポスターを掲示してもらっている。「地域をまきこみ、あいさつを通して地域を活性化して地域力を上げていきたい」と教頭。新しい住人が増えている地域だからこそ、学校と家庭、地域が一体となってあいさつ運動に取り組み、ともに成長していければと考えている。

「高井スタイル」で学ぶ姿勢を育む
同小では昨年から、子どもたちがたがいに学び合い、高め合えるよう「高井スタイル」に基づいた授業を行っている。1コマの授業を、授業の流れをつかむ「イントロダクション」、自分の力で解く「パーソナルタイム」、ペアやグループワークで学び合いクラス全体で意見を交かんする「シェアタイム」、まとめとふり返りの「ゴール」の流れで行い、何をする時間か分かるよう黒板に明示している。「PPGC(パーソナルワーク・ペアワーク・グループワーク・クラスワーク)」を通して、自分たちで考え学んでいくアクティブラーニングを基本とした学習で、子どもたちが自発的に学ぶ姿勢を育てている。
高井スタイルの授業を行うようになり、「自分の考えを表現できるようになった、という子が増えた」と教務主任の先生。友達の意見を聞くことで考えが広がり、友達同士で教え合ったりすることで学習意欲が向上し、学力が定着するという。「これから社会で生きていくためにも、答えのない問題を自分で考え、解決する力をつけてほしい」と先生。今はコロナ禍(か)でグループ学習も難しいが、対面をさけて机を配置したり、時間を制限したりするなど対策をしながら行っている。
PTAのボランティアが放課後の消毒作業を担ってくれたり、スクールガードが登下校の見守りを行ってくれるなど、保護者や地域の人たちの協力もあり、「新しい生活様式」を守りつつ、子どもたちは充実(じゅうじつ)した学校生活を送っている。

 

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