つくば市/竹園学園(2020年11月20日号)

新しい生活様式の中で行われた 今年ならではのスポーツ行事

つくば市立竹園学園では今年度、コロナ禍(か)で中止されていた運動会などに代わる行事を、10月に各校それぞれで開催(かいさい)した。子どもたちは練習の成果を発揮し、新しい生活様式の中で力強く躍動(やくどう)する姿を見せた。

3ブロックに分け 密をさけて開催
竹園西小の「TAKENISHI体育day」は10月26日(月)に、2学年ずつの3ブロックに分かれて行われた。なるべく密にならないよう、ダンス種目では組になっての演技などはせず、最後の決めポーズもクラスごとに場所を分けた。ブロックの入れかえでは、一方通行にすることで子どもたちの出入りが重ならず、スムーズに移動できた。
6年生にとっては小学校で最後のスポーツ行事。「新型コロナの影響(えいきょう)で規模縮小されたのは残念だが、みんなと楽しくできた。いい思い出になると思う」と男子児童。いつもは5・6年合同の「竹西ソーラン」も、今年は別々に行った。「6年ならではの団結力を見せられたらと思った。最後の『ヤー』というかけ声も、みんないっしょでまとまれた」と女子児童。
例年は保護者参加の「借り人競走」も、今年は3年生が協力。手はつながず2人でリボンを持つやり方にし、ゴール後には「いっしょに走ってくれてありがとう」と、6年生が感謝の言葉をかける姿が多く見られた。

授業をさまたげず 感染対策を徹底
実施(じっし)にあたってはコロナ禍による休校の影響や、生活様式の変化がある中で、授業進度をさまたげず、感染対策を徹底(てってい)することが最優先となった。運動会とは呼ばず名前を変えたことも、いつもの年とはちがうんだという共通意識を持つために役立った。
「例えば授業時数確保のため、特別日課は組まずに実施した。また、会場設営なども必要最小限にし、放課後職員全員で作り上げた」と教務主任の先生。
予行練習の時間などもあえてつくらず、体育の授業の中だけで練習を重ねていった。準備期間は実質2週間ほど。短期集中でまとめ上げて本番をむかえた。

保護者も元気もらう 子どもたちの笑顔
同小の運動会は例年1500人をこえる保護者らが集まり、トラックの周りにはレジャーシートやパラソルなどが立ち並ぶ。だが今年は観客もブロックごとの入れかえ制で、だれもが立ったままで応援(おうえん)していた。
「学校の方針を理解して、協力してくださり感謝している。感染拡大の不安もある中で、何とか工夫してやろうと、できる方法を探りながらこの形になった。子どもたちや保護者のみなさんの笑顔を見て、実施してよかったと実感できた」と校長。
この行事は、子どもたちの学校での様子を、保護者が直接見ることができる今年初めての機会となった。「子どもたちの笑顔や、手をふってくれる姿を見て自分たちも元気になった。公開してもらえて本当によかった」と、保護者らからも感謝の声が上がっていた。

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