土浦市/真鍋小学校(2020年12月18日号)

運動会の精神受けつぎ
元気いっぱいにスポーツフェス

土浦市立真鍋小学校で11月25日(水)・27日(金)、運動会に代わる行事「スポーツフェスティバル」が開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため、時間を短縮し、シンプルな形で行なわれた。「まず子どもたち自身が楽しんでほしい。そして経験を次の学年へ継承(けいしょう)してほしい」。先生たちの願いのもと、子どもたちは元気いっぱい競技に取り組んだ。

応援団の声援の中はじける笑顔
「いけいけ白組」「おせおせ紅組」。5・6年生の応援(おうえん)団が声を張り上げる中、徒競走にいどんだ1年生は力いっぱいゴールをかけぬけ、はじけるような笑顔を見せた。
中止となった春の運動会に代わって開かれたスポーツフェスティバル。密集を防ぐため、通常の運動会より時間を短縮、応援団など係活動をする5・6年以外の学年は競技の時だけ出場する入れかえ制で、保護者の参観もひかえてもらうシンプルな形で行われた。子どもたちは運動会と同じように、ほほを紅潮させて走ったり、友達と心を一つにしておどったりした。

係活動や伝統種目6年生から5年生へ
「とにかく子どもたち自身に楽しんでもらうことが一番のねらい」と校長。今年は児童全体で取り組む行事を行うことが難しかった。それだけに、スポーツフェスティバルの意義は大きいといい、さらに「友達同士力を合わせていっしょに作り上げる行事は、子どもの育ちに必要。節目節目で経験させたい」と力をこめた。
もう一つのねらいは、運動会に欠かせない応援や審判(しんぱん)、記録などをになう係活動や運動会の伝統種目「真鍋ソーラン」を、6年生から5年生へ引きつぐことだ。例年の運動会では、6年生が5年生にいっしょに練習しながら、ていねいに教えてきた。「来年最高学年になる5年生のためにも、6年生の経験を引きつがせたい」。規模を変えても実施(じっし)したのは、先生たちのそんな思いがあった。

「真鍋ソーラン」で熱気あふれる演舞
25日は雨のため、と中で競技が中止となり、残りは27日に再開された。伝統種目の「真鍋ソーラン」では、まず5年生が息のあった舞(ま)いを見せ、フィナーレでは6年生が赤いはっぴに黒いはちまき姿で、最高学年にふさわしい迫力(はくりょく)のある演舞(えんぶ)で校庭をわかせた。
実行委員長の6年児童は「各学年が心を一つにして競技し、応援できたことがうれしかった」、白組団長の6年児童は「くいを残さず精いっぱいできた。いっしょにやった5年生も上手にできた」、紅組団長の6年児童は「全力で応援できたし、それに応えてがんばって走ってくれる人がいてうれしかった」と、それぞれやりきった笑顔をみせた。また5年児童は「初めて応援団に参加したけど、6年生をお手本にして、ベストをつくせた」と話してくれた。
同小シンボルの樹れい113年の桜の木の下、運動会の形は変わっても、その精神は子どもたちに脈々と受けつがれていた。

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